ポトフにお湯を足してもこうはならない。
晩飯におでんを食べました。
そんなどうでもいいことブログに書かなくてもとお思いでしょうが、おでんみたいにいろんな具材が入った料理って、外国にはないです。
選ばれし者だけが浸かることが許される寄せ鍋みたいな汁物。
ボクらにとってはたいへん珍しい料理で、Yuko、おでん食うぞ、おでん行くか、行くぞ、みたいなスペシャル感がありまして。
西友のおでんセットを買って一晩寝かせ、ちょっと足りないような気がして、オオゼキのおでんセットも混ぜてみて。呉越同舟にしました。
角が取れた大根に妙に柔らかい竹輪、力の抜け切った昆布は、入れ歯は不要です。
でもって、これって木の根っこじゃないの?って西洋人が驚きそうな、ごぼう巻き。
おでんに合うとは思えないゆで卵。
がんもどきはない。
お汁、好きです。
宴の後の残りカスみたいなもの。
西洋はスープならスープ、シチューならシチューって命題がはっきりしたものしかなくて。ポトフにお湯を足してもこうはならないです。
「お行儀の悪い人しか」飲み干さない微妙さ加減の味です。
って書いたけど、おでんの汁って飲むものなのかな?
日本食の食べ方を忘れました。