ビールを驕ってくれたけど、言えません。
夜、焼肉屋さんへ。
品のない名前をしたラーメン屋さんの2階です。
店名はひらがなの普通の名字。
さとうとか、やまだとか、そんな感じ。
ひらがなにしたあたりに店主の自信というか矜持というか、みなぎる驕りが見えるような気がしたんですけど、新装オープンしてビールを一杯無料にしますからって、呼び込みのお兄さんが。
ビールを奢ってくれるんなら、多少驕っててもいいじゃないですか。ねえ。
誘われるままに2階に上がりました。
肉の良し悪しを語れる資格はないのでナニも言いませんが、お通しの煮込みが塩辛くて塩辛くて。
これ絶対、間違ってます。
煮込みの塩加減については、多少語ってもいいはず。
食べれば食べるほどこめかみが痛くなってきました。
でも、言えないです。
たとえビールを驕ってくれた仲とはいえ、塩辛いとは言えないです。
こめかみが痛いなんて言ったら、病気だったら出てってくれって追い出されかねないし。
店名がひらがなですからね、そんな名シェフに味について指摘できるわけありません。
高田馬場にお住まいのみなさん、ぜひ食べに行ってください。
お通し以外、普通です。