木で自転車を作る工房
東川町に引っ越して来た、工房ペッカーさんを訪ねました。
FM北海道「Be My Radio」のリスナーさんです。
工房というから椅子とかを作ってるんだろうと思ってたんですが、ぜんぜん違いました。
代表作のひとつに「一切着色しない寄せ木象嵌(ぞうがん)」なるものがありまして、そう言われてもピンと来ないと思うので、耳の穴の力を抜いてよく聞いてください。
ペンキとか絵の具とかオイルを使わないで、木の天然の色をそのまま使って、つまり世界中のいろんな色の木を使って、切って削ってはめ込んで、絵を描いているんです。
それでいて、虫眼鏡が必要なくらい繊細なタッチです。
牛は、しっかり黒いです。
見ているだけでため息ものですが、2階もまたすごい。
木で自転車を作ってまして↓
こういうのを見ると、丸太を削ってるんだろうと勝手に想像するわけですが、ぜんぜん違います。
厚さ1.5〜2mmの板を何百枚も糊で貼り合わせて、独自に作った型にはめ込んで湾曲させるというから、説明を聞くだけでめまいがします。
想像の100倍以上手間がかかり、 ちゃんと自転車として乗れるように強度検査もしています。
町長、並びに町民のみなさん、ぜひ東川町の名物に認定してください。
よろしくお願いします。
明日、FM北海道「Be My Radio」に出演するから宣伝したいけど、できるかなあ。