禁断の4桁に突入した。
今日もまた感染者大爆発!
とんでもない新記録です。
とうとう4桁台に突入。
いままでの感染者の総数は23,259人で、5,602人が病院で治療中。
日本の死亡率は5%を超えているので、モロッコはかなり低い。
安全かも。
わが町エッサウィラで新しく9人の患者が出たってニュースにあるんだけど、ほかのサイトではゼロ人。矛盾してて、正しく怖がれないのが残念。
で、飛行機が飛ばなくなりました。
ボクらのようなVISA切れ外国人の取り扱いについては、
となっています。
未発表だろうがなんだろうが、しばらくモロッコでゆっくりすることにしました。
で、そんななか、今日はイスラム教のビッグイベント犠牲祭です。
こちらではライードと呼ばれてまして、日本のお正月みたいな大事な行事。これがクラスタ化というか、時代的にエピセンター化するのではないかと心配なんですが、見学に出かけます。
一応、エッサウィラはほぼほぼ都市封鎖が解除されているので、出歩いてもOK。
往来で羊やヤギの頭を焼いているから、町なかは煙い。
以下、グロい写真があるので、そっち系がアレな方は見ないほうがいいです。
次から次へと、頭を焼くわけです。
で、ボクらはモロッコ人のお宅で見学しました。
専門の業者を呼んで、おとなしくせい!って、羊を押さえつけ、
首をスパっと切ったわけですが、そこんところの写真は自粛。
お金持ちは羊で、節約するとヤギです。
生きているとはいえ量り売りだから、少しでも重くして売るのが昨今の商売魂。当日までバンバン葉っぱ食わせるので、お亡くなりなったとき、う○ちがいっぱいでる仕組みです。
これが臭い。
血が流れ切って死んだら、空気入れのホースをカラダにツッコミ、ばんばんにカラダを膨らませます。
その方が、解体しやすいって。
たぶん陰嚢と思われるものが、膨らんじゃって膨らんじゃって、怖いのなんのって。
白くて薄い脂肪の膜を天日干しするのですが、これ、なんだろう?
皮下脂肪、それとも横隔膜?
よくわからんけど、これが今日の食事の名脇役になります。
解体後、炭を起こします。
手動式のポンプを使えば、がんがん火が付きます。
ふいごみたいなものです。
これ、超便利。買って帰ろうっと。
腐りやすい内臓からいただきます。
まずは、レバーとハツ。
大胆な姿焼き。
で、先ほどから乾かしている皮下脂肪だか横隔膜だかなんだかを細かく切って、
ほどよく焼けたレバーとハツを細かくし、巻いて、串刺し。
再び、火にかけます。
ネギまならぬ、皮下脂肪ま。
パンに挟んで食べるわけですが、新鮮だから美味い!
っていうにはまだ羊の魂が漂っているようで、おいそれと口にはしにくいわけですが、ホストファミリーからご馳走になっている事情を鑑みると、美味い!という意思表示は避けられず、なんていうか、成仏してね。