飯田橋には、大勝軒、青葉、おけ以と並んでいる夢のようなランチ街道がありまして。
今日は、青葉を訪ねました。
昔の昔、新宿御苑に事務所があったころは、よく並んだもんです。
あのころの味でした。
キューティクルの少ないストレートな麺に、味が絡まないのがウリです。
だから、麺を吸い上げるとき、上り龍のごとき勢いが必要で。
龍の例えじゃよくわかんないなら、鮭が川を上る感じって言えば、どうですか？
ま、なんにしろ、勢い、すぐに食べ終わってしまう。
そこんところ、お隣の大勝軒とは一線を画しています。
ちょっと酸味があって、そこがいいんだよね。
麹町で打ち合わせ。
思いがけず、若い女性がたくさんいまして、思わず、頑張っちゃいました。
いつもの５割増し増しで。
で、みなさん、レスポンスが良くてよく笑ってくれるもんだから、さらにマシマシ。
それで、気を良くしてボクは坂道を転がるように勢いづいちゃいまして、喋ること喋ること。
１時間じゃ、足りなかったです。
このままこの会社に就職しようかなってくらい、幸せです。
マン男子になろうかな？
違った、漫談師。
働きました。
朝６時から夕方の７時半まで、缶詰仕事。
石川啄木がじっと手を見るくらいの稼ぎをライクあドッグの勢いで稼いでいるころ、奥様のYukoは狩野派の絵を観に行ってました。
早稲田大学のなんとかなんとかまで。
狩野秀水求信、とかいう人の作品を目当てに。
誰もお会いしたことはないけど、狩野秀水求信さんはご先祖さまとのことでして。
しからば、いつかの日か、真っ黒なリンカーンコンチネンタルが家の前に泊まって、お嬢さんがここに！なんてこと言って、白髪の老人がYukoを迎えに来る。
そんな夢を見ながら、近所のラーメン屋さんで「わかめラーメン」なるものを食べました。
麺に細切りのわかめが絡むという、誰も夢見たことのない夢のコラボ。
悪くないといえば、悪くないのでした。。
Yukoは実家へ。
せっかく帰って来ないんだから、歌舞伎町でもどこでも遊びに行けばいいのに、仕事。
で、疲れたんでYOUTUBE観てたら、オリビア・ニュートンジョンとジョン・トラボルタが歌ってました。
トラボルタ、地味に、歌、うまい↓
いい笑顔でね。
昔はね、こんなだったんですよ、このふたり↓
この映画「グリース」のころは中学生だったもんで、トラボルタの良さがぜんぜんわからんかったんだけど、いまは友達になりたい。
ビール、飲みに行きたいです。
日曜日。
Yukoは疲れ果てて候。
とんかつを振る舞うにて、ご機嫌麗しゅうや。
そうでもないや？
あかんかや？
あかんか。
ほな、さっさと寝まひょう。
ボクもね、すね毛を燃やしたいような気分なので。
おしまい。読んでくれてありがとう。
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