あなたはあなたのままで変わらずにいてください、そのままで
若者がいないキャンプ場なので、とても静か。
気に入りました、連泊します。
朝、お向かいさんに
「コーヒー飲むかい?」
声をかけられまして。
もちろんってんでお呼ばれしたら、テーブルの上のコップを手にとって、これ洗ってあるのかな? 洗ってないような気がするけど……、炊事場は遠いし、洗うのは面倒だし、ま、いいか。みたいな顔をして、エスプレッソマシン(わざわざ持って来るんだね、キャンプ場に)のコーヒーを注いでくれました。
ありがとう。
カサブランカから来たIT関係のこの男性は、おおむね英語で話すんですが、ときどき会話が通じなくなるとGoogle翻訳を使います。
なにやら一所懸命に打ち込んで、ほらって見せてくれた画面に、
「変化しないでください」
ボクのこと、好きなの?
というわけで、今日の曲は「Just the Way You Are」
夕方、キャンプ場のスタッフから、
「タジンを作ったから、食ってけ!」
晩御飯に誘われました。
ごっちになります。
これも食え!って、フルーツの盛り合わせも。
どうしてみんな、ボクらに貢いでくれるんだろう?
そういえば先日スイカをくれたおじさんは、ドイツ・モロッコ間の2500kmを2日で来たって。自慢のメルセデスを飛ばして。
十年以上前に焼肉をご馳走してくれたロシア人も、一日にバイクで1300kmくらい走るって言ってたです。
うちのChin号!は、300kmでお腹いっぱいだというのに。