無料のPCR検査キットをもらいに行って、追いかえされる。
豪邸のGo邸を出ました。
このままパラサイトしたかったのになあと思うぶん、20kgのバックパックが背中に重いです。
新居の宿は、地上を走っていたトラムが地下に潜った先の先です。
ハプスブルク家の誰も来たことがないような体臭くさい大衆の町で、ケバブ屋さんの隣がケバブ屋さん、その隣もその隣もケバブってます。
スーパーマーケットに入れば知らないおばさんに「これ買いたいから金くれ」とせがまれ、断ると睨まれ、道路の真ん中にパン屑みたいのを撒き散らすおばさん。どこにでもいるんですね、こういう人。
男衆はみな、墨より濃い顎髭。
シュッとしたヨーロッパ顔の人ほとんどいません。
トラムを乗り間違って、トルコに来ちゃったかも。
無料のPCR検査キットをもらいに「BIPA」というお店に行って、オーストリア語だかドイツ語で追い払われました。
で、英語は話せんぞ!って釘をさされて。
Yukoが凹むくらいの勢いで。
どうして、検査キットをもらえないんだろう?
ここはウィーンなんだろうか?