世界一周中の夏休み。

オーストリアのウィーンへ飛びます。

世界一周中の身ですが、たまには旅行しないと。

まず、Chin号!の横に落ちてた「おちてぶ」を撮って(Yukoのinstagramの「おちてぶ」をよろしく)、

いざ、空港へ。

道中、うしろの車にやたらとクラクションを鳴らされましたが、よくあることなので、こんにちはー、日本から運転してきましたー!って笑顔で振り向いたら、後のドアが全開でした。

教えてくれたのでした。

シュクラン(ありがとう)です。

空港の駐車場に車を置きっぱなしにするので、

出発ゲートではなく、到着口へ行きます。

警備員に「車を置いてくからカスタムに行かせて」とお願いして、出口から逆行してカスタムへ。

モロッコに車を置いてきます、という書類を作成します。

この書類を作成したことがイミグレのコンピュータにつながっていて、せっかく作った書類を没収されます。

ちなみに駐車場代は、一日36MAD(467円)です。

ウィーン到着。

Baggage Claimで受け取ったバックパックは、ショルダーストップの金具が壊れてました。

もう二度と背負えません。

でも、ぜんぜん悔しくないです。

これですべてのショルダーストラップの金具がなくなったわけですから、かえって清々しいくらい。紐で結べばいいんで。

ウェストベルトも千切れる寸前だし(以前、千切れて縫い繋ぎました)、頭のファスナーは閉じないし、世界一貧乏くさいバックパックは自慢の一品です。

電車に乗って、予約したユースホステルへ。

屋台に毛が生えたような店でピザを食べて(普通のピザなのに、めちゃくちゃ美味しい。やっぱオーストリアはアフリカじゃないです)、寝ます。

明日は、ドレッドGoくん家へ。

  • 宿:Hostel Wien - Brigittenau (HI)
  • 朝→  自炊:卵焼き、昨日の晩飯の残りのパン
  • 昼→  外食:空港でサンドイッチとクロワッサン
  • 夜→  外食:ピザとコーラ

10歳に勝てない。

ユースホステルは、ビュッフェ形式の朝食がついてまして。

普通といえば普通なんだけどボクらには眩しいくらいに豪華で絢爛で、食べきれないほどメニューが豊富。もちろんお代わりし放題です。

ハムがことのほか美味しくて、口腔内全体で味わうべく発酵するまで噛んでました。

Goくん家まで5kmの散歩。

モロッコ暮らしが長かったせいか、ことのほか緑が眩しくて。

熱波が去ったあとだし、木陰があるし、暑くないです。昨夜は涼しかったし。

マイナスイオンとか波動とかホメオパシーが毛穴に染みます。

なんかしらんけど、観覧車が嬉しいし。

6年ぶりに、Goくんファミリーと再会しました。

長女のKちゃんは10歳にして、日本語、英語、オーストリア語にドイツ語が話せるわけですから、オーストリア語とドイツ語は9割ぐらい同じだというじゃないですかって負け惜しみを言うにしても、もうすでに手の届かないところまで行ってしまいました。

おじさん、Kちゃんの5倍以上長く生きてきて、日本語すら怪しくなってきたところです。

明後日から、留守宅を預かります。

植木に水をやります。

味噌と醤油、ご馳走になります。

近所に公園とか運河とかがあるので、朝、ジョギングでもしようかな、そんな幻想にしたってます(ひたってます、かな?)。

晩飯は、2年半ぶりのマクドナルド。

自動券売機(って呼ぶんでしたっけ?)でテーブル番号欄にテキトーな数字を入力したために、捜索されてしまいました。

ハプスブルク家のピザだと思えば。

ユースホステルに篭って仕事。

朝飯はホステルのバッフェ。サラミとハムで胸いっぱい、腹いっぱい。

昼飯はトラムの停留所前のスタンドっぽいお店でピザ。

ピザくらいで驚くわが家じゃないんだけど、欧米以外のピザってほとんど味がしなかったのです。それに比べると、クリスピーなお焦げまで出汁がきいてて、さすがハプスブルグ家。

晩飯は、ショッピングセンターへ。

フードコートのインドカレーは、ターメリックライスは山盛りだけど、少々スパイスをケチってないですかね?

ああ、はやく自炊がしたい。明日、Go邸に引越します。

  • 宿:Hostel Wien - Brigittenau (HI)
  • 朝→  その他:宿の朝食
  • 昼→  外食:トラムの駅前のピザ
  • 夜→  外食:ショッピングセンターのフードコートでインドカレー

シェンゲン協定、早わかり地図。

端折って言うと、ヨーロッパの滞在は90日間だけです。

そのルールをシェンゲン協定と言います。

地図はこれ↓

https://www.schengenvisainfo.com/schengen-visa-countries-list/

紫と青色のエリアに入ったら、90日以内に出ないとならないのです。

そして、90日経たないとヨーロッパに戻れません。

つまり「旅々、沈々。」は、イタリアを放浪したあとはクロアチアとかルーマニアとかブルガリア、コソボやボスニアヘルツェゴビナあたりに逃げます。

ギリシャに行けるのは3ヶ月後です。

シェンゲン協定より自国の法律の方が優先されるので、オーストリアとポーランドは半年間滞在できます。

シェンゲン内のどこかで3ヶ月間、ポーランドに移動して3ヶ月間、合計半年間という手もあるけど、陸続きで移動できる国は、ベラルーシかウクライナか、ロシア。

地図をよーく見て動かないと、詰んじゃうんです。

お便り

  • 最近ロシア語に興味があります
    ベラ・ルーシって白・ロシアなんですね
    中高生のころ、ソ連以外に白ロシアっていう地域を習いました。
    白というのは白人の集まるロシアじゃなく、西を表す色「白」なんですって
    それって中国からみた方位じゃないかと思うんですけど、とにかくベラルーシは白い方角にあるロシアです

    • たけぞうさん、ボクも調べてみました。
      白なんですね、ベラ・ルーシは。
      で、西。
      そんな気分で、ちょっとだけ行ってみようかな?
      と思ったら、陸路だとVISAが必要でした。
      面倒〜

素顔のままで。

Go邸に引越します。

路面電車のトラムに乗って。

オーストリア(か、ウィーン)のコロナ対策は、公共交通機関はマスク着用とのことなんですが、着用率は半分以下です。観光客はマスクの義務を知らないみたいで素顔を晒しています。ボクらも昨日まで知らんかったけど。

Go邸は、天井高が3メートル以上もある豪邸です。リビングやベッドルームは広いし、窓は大きいし、まだお盆前だというに秋のようにひんやりと涼しいです。

トイレがしこたま明るくて、一日に何回お邪魔しても嬉しい感じ。

駅ビルのスーパーマーケットBILLAへ行ったら、日曜日はほかのお店は開いてないもんだから、新宿駅なみに混んでました。

入口からレジまで延々と並んで、おちおち商品なんか見てらんない人混みのなか、お惣菜を買って、公園でランチです。

ストリートミュージシャンのバイオリンを聴きながら。

木陰のベンチで。

モロッコもいいけど、オーストリアには勝てないなあ。

  • 居候:Go邸
  • 朝→  その他:宿の朝食
  • 昼→  買い食い:スーパーマーケットBILLAのお惣菜、クロワッサン、サラダ
  • 夜→  自炊:ピーマンのパスタ。昼飯の残りのサラダ

おしまい。読んでくれてありがとう。

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