お兄さんの恥ずかしい一分間。
オーストリアに無料のコロナ検査キットがあるというので、挑戦しました。
まず、スマホのアプリに登録します。
BIPAというお店のレジで、アプリに表示されたバーコードを見せるともらえます。
ひと月分、5箱も。
説明書が英語なので心もとないんですが、どうやら、キットの中の生理食塩水を口に含んでうがいをしろってことです。
1分間も。
アプリで撮影しながら。
スマホに写るようにうがいをする姿はけっこう間抜けなもんでして、「お兄さんの恥ずかしい一分間」なんて動画が流出するんじゃないかと心配しながらガラガラ喉を鳴らすんだけど、食塩水が目薬の四分の一くらいしかないから、うがいしてるんだか自分の唾液をこねくりまわしているんだかよくわからないのです。
知らないうちに飲んでしまった気もしないでもないし。粘り気がでてくるし、とにかく気持ち悪いです。
で、その気持ち悪くて恥ずかしい液体を試験管にだらーっと入れて、スーパーマーケットのBILLAの回収箱に突っ込み、祈ります。
陽性になると飛行機に乗れないので、そこんとこよろしくお願いします。
結果は翌朝の9時、乞うご期待!って説明書にあったのに、夜の20時ごろにメールが来ました。
「Not detected」って。
それってネガティブってことなんですか、もしかして検査ができなかったんですか?
意味わからん。
けど、いいや。今日のは練習だから。
明日が本番です。
宿の近所に、あまりにもケバブ屋が並んでいるのでお昼はケバブサンドにせざるを得ない圧迫感。
お髭の店員に、あんたたちトルコ人でしょう?って軽口叩いたら、クルド人でした。
我々クルド人はContinentがないんだぞって言ってまして、トルコ人扱いしてごめんです。
近所のバッタ屋で、直火式のエスプレッソメーカー(マキネッタ)を購入。
9.99ユーロだから、1,412円。
前から欲しかったんです。
これで、キャンプ生活がかっこよくなるかも。
夕方、街中を散歩。
暗くなって宿へ。
リビングの電球は切れたまんま。
暗いリビングで晩飯をもそもそ食いながら、大谷選手の31号と32号を鑑賞。
明日が、オーストリア最後の夜です。