キュウリの千切りに邪魔された。
平成とか令和に生まれた方はご存知ないでしょうが、これ↑が電報と呼ばれるものです。
昭和のころは、「今から遊びに行っていい?」と電報してから友達の家に行ってました。
返事が来る前に行っちゃうんだけど。
皇居の近くで、2700円もする冷やし中華をご馳走になりました。
2700円もの冷やし中華ともなると、それはもう名状しがたいインスタ映えでございまして、写真に撮りたかったけど華族の御用達みたいなお店なので遠慮しまして、言うなれば中華の域を超えた、麺類におけるモンブラン!です。
素麺のように細いキュウリの千切りに、絹のようにしなやかな錦糸卵が寄り添い、スライスされたミトコンドリアはハムですかね? たぶんハムだと思うんですけど、箸でかき分けるとシャープペンシルみたいに細い麺が隠れてるってわけです。お行儀よく並んだ様は、北朝鮮のマスゲーム。一周して、中華に戻ってきたモンブランです。
そんなこんなのThe King of 麺をご馳走になって、このあとお仕事までいただくわけですから、お仕事の方はお代はいただけません!って言葉が喉まで出かかったのに、キュウリの千切りに邪魔されました。
遺憾です。
美味しかった。