トルコ料理とビールと日本語。

メトロに乗って街へ出て、石さんYukoさん夫婦とお食事。

丸さんはハワイのサーファー&カメラマン、ゆーこさんは寿司職人です。

去年、東川で会って以来なんだけど、イスタンブールに来るっていうから、そんならすみません、日本からvaioのケーブルを持ってきてくれませんか?

お使いだてしてしまいました、感謝です。

今宵は、トルコ食堂でもいかがですか?

ナニを食べてもたいそう美味しくて、さすが世界三大グルメ国。写真にはないけど、魚がイけてました。ごく普通の味なんだけど、ナニも足さないナニも引かない潔さは、醤油と大根おろしもお呼びでないです。

腹ごしらえした後は、路上のBarでビール。

トルコはイスラム教ですが、路上でビールを楽しめます。

そういうところは、アメリカはロサンゼルスのサンタモニカビーチの100倍自由です。

久しぶりに日本語を喋りまくって、いい夜でした。

  • 宿:Han Hotel 1,026TRY /pn +P +BF +WiFi
  • 朝→  その他:ホテルの朝食
  • 昼→  自炊:メロン
  • 夜→  外食:いろいろ&ビール

なかなか日本に帰れそうにない。

「さっさと日本へ帰ろう」計画について、ご報告いたします。

実は、うまくいってないんです、計画が。

ジョージアの首都トビリシでロシアのビザをとるつもりなんですが、無理みたいで。

たったの3日間しかビザをくれないって噂です。

3日で10000kmは走れないです。

プランBに変更します。

ジョージアから、カザフスタンに入るというのはどうでしょう?

Screenshot

その距離710km。

これなら3日でなんとかなります。

次に、カザフスタンの東の果てからロシアを通り抜けてモンゴルへ。

ロシアを走る距離は1131kmだから、1週間くらいビザをいただきたいのですが、いかがでしょう?

そして、モンゴルからまたまたロシアに入って、ウラジオストックへ。

これが3000kmもありまして。

ビザが30日間あれば楽勝なんだけど、そもそもモンゴルでロシアビザは手に入らないという噂。

仮にビザを入手できたとしても、テロがあったばかりのロシアです。

万が一、オーバーステイしてしまったり、うっかり駐車違反をしたり、ブログでゼレンスキーを褒め称えたり、反鈴木宗男なのがばれたりしたら、刑務所か兵役の二者択一。

年寄りに兵役はないだろうと思うかもしれませんが、肉弾戦のロシアですから、むしろ爺さんだからこそ最前線に送り込まれそうです。

かくなる上は、突撃ラッパとともに速攻でパンツ一丁になり、手拭いを振りながら投降します。

  • 宿:Han Hotel 1,026TRY /pn +P +BF +WiFi
  • 朝→  その他:ホテルの朝食
  • 昼→  外食:ホテルのレストラン
  • 夜→  外食:ショッピングモールのフードコート。チキンバーガー

お便り

  • ヨシさんお久しぶりです。大変そうですね。何も分かってないで聞くのですが、東南アジアに行って貨物船で車を送るみたいなことはどうなんですか?

    • seiyaくん、どーもです。
      貨物船、高いんだよね。
      手数料だとか、双方の国のエージェント代とか、人は飛行機だし、6000ユーロくらいかかるかも。
      フェリーだと、値上がりしたとはいえ、込み込みで2000ユーロなんです。

  • モンゴルはすでに行きしなに走っているのでおわかりでしょうが、モンゴル西部や東部は川越えも頻発する悪路らしいですよね。河沈確定でしょうか。クルスクですね。嘘でもロシアプーチンハラショー!必死に連呼で長い日程のビザを獲得しましょう。

    • ご無沙汰です。
      ですよね→「モンゴル西部や東部は川越え」
      悩ましい〜

トルコで、無料で車中泊する方法

日本に向かっています。

秋には日本の土を踏みたいなあ、と思いまして。

フェリーで、ボスポラス海峡を渡ります。

フェリーに乗ったのは、風情とか旅情とかセンチメンタルではなく、トンネルとか橋が怖いから。どの車もびゅんびゅんに飛ばしてながらウィンカーも予告もなく車線を変えるもので。軽自動車だと轢かれちゃいます。

9年ぶりにアジアに戻り、気が緩みました。

元々、トルコは物価が安いからと気が緩んでるんですが、さらに伸びきってしまい、お昼に、街道沿いの食堂で名も知れぬ飯を食べたわけです。

値段も確かめずに。

おっちゃん、その写真の定食、二人分ね! よろしくって。

したら、2858円(580トルコリラ)!

牛丼二人前くらいの気分なのに!

単なる肉野菜炒めにサラダなのに!

トルコなのに!

脳内価格と現実の違いに、腰が抜けそうです。

トルコ安をしのぐ円安もさることながら、それを補ってもあまりあるほどのインフレでした。

キャンプ場に行けば、8658円(50€)だと言うし。

8500円も払ったらホテルに泊まれます。うち、貧乏なんでごめんなさい、とはおくびにも出さず、余裕の笑顔で後退りして撤退。

トルコのキャンプ場は日本を超えました、が、侮るなかれ。そこで諦めるYukoではありません!

Adriaというモーターホーム会社の営業所を探して出して、無料車中泊をゲットしたのです。

たいしたもんです、うちのYukoは。レンタルしたいくらい。

Adriaの責任者オクン氏は、大学のときパナソニックのインターンをしてたとかで、たいそうな日本びいき。豚肉もイケるそうで、軽自動車を見て喜んでました。

どんなにインフレになっても、トルコにはそれ以上のホスピタリティがある!のです。

〈メモ〉

楽天の海外ローミングが、2GBを超えました。

罰として128kbpsになりまして、気絶しそうなくらい遅いです。

もったいないけど、500円払って1GBを追加購入。

三木谷さん、商売上手!

  • キャンプ場:Adria City - free camping +E
  • 朝→  その他:ホテルの朝食
  • 昼→  外食:スープレストランで、スープ2杯、焼き鳥1本、コーラ1本(580)
  • 夜→  頂きもの:昼の残り物

ハリネズミが待つ、トイレ。

昨日、Adriaというモーターホームの営業所で、無料で車中泊させてもらいました。

それだけでもありがたいのに、Wi-Fiも使わせてくれて。

朝はコーヒーを淹れてくれるし、お昼にはトルコ定食をご馳走してくれるし。

お暇するときは、水とクーラーバックをおみやげにくれるし。

重ね重ねのご親切に、目がうるるんです。

続けて今夜もいいことありますようにと祈りながら、湖畔のキャンプ場を訪ねます。

一泊、4439円(900トルコリラ)!

高っ!

湖を独り占め!ってくらいのロケーションだけど、4439円は高い。

湖は見ないから安くして、とお願いしたくなる4439円です。

でも、ま、ほかに行くあてもないので、お世話になることにしました。

それはいいとして、これ↓はなんだろう?

食べられますか?

ところで頻尿なものですから、度々、夜中にトイレに行きます。

待ち構えていたのは、スイカほどのハリネズミ。

なにしにトイレに来たのか忘れるほど、ビビりました。

  • キャンプ場:Poyrazlar Camping 900TL +E
  • 朝→  自炊:卵焼き
  • 昼→  外食:なにを食べたっけ?
  • 夜→  自炊:ご飯、魚の缶詰

お便り

  • コノテヒバの実らしいです。

    • コノテヒバの実は、食べられないみたい。
      世紀末の食糧難で、間違って食べないように覚えておかないと。

暴走族に囲まれて、車中泊。

朝、お隣のおばさんから名も知れぬ食べ物をいただきました。

クレープっぽい揚げ物のロール巻き。

中にチーズが入ってまして、想定内に美味しいです。

さらに1時間後、これもお食べ、と名も知れぬ食べ物Part2をいただきまして。草餅とちまきを足して2で割ったようなものを。ボク的にはイマイチでしたが、Yuko的には美味しいって。

貢物が多いのは、みなさん、見慣れぬ顔のボクらと絡みたいようです。

喜んで絡みますから、できれば、どこから来たの?くらいは訊いてくれませんか?

猿じゃないんだから。

今日もまた、湖畔です。

路駐して車中泊するつもりだったのですが↓

夜が更けるほど人通りが増えてきたので、駐車場に鞍替えしました。

下の写真の真ん中左よりです。

公園にトイレがあるので、頻尿でも安心。

でも、夜が更けるに連れて、続々と暴走族が集まってきまして。

土曜の夜ともなると、愛車を自慢したいようで。車高を低くしたのとか、飾りペイントを入れたのとか、電飾を施したのとかが、爆音でラップかなんかを奏でながら。

中で寝ているとバレないようにこっそりと車に入り、室内灯をつけないで、静かにネットフリックス。

改造マフラーの爆音とカーステレオがうるさいけど我慢します、アウェーですから。

でも、うちの車を嫌らしい目で愛撫するのは勘弁してください。

車中泊をしたまま盗まれそうで、怖いです。

昼間、公園のピクニックテーブルで暇つぶしをしていたら、カフェのお兄さんがやってきて↓

お茶をご馳走してくれました。

トルコのお茶は、下のやかんセットで淹れます。

これ、優れものです。

右上のやかんに濃い目のお茶があり、下の蛇口からお湯を出して好みの味に調整します。

蛇口の下の窓を開けて木端とかゴミを突っ込んで焚き火できるので、いつでも熱々のお茶を楽しめるという仕掛けです。

トルコ人、天才!

似たようなものはイランにもあるけど。

  • キャンプ場:Çayırhan Karavan Kamp - free camping
  • 朝→  自炊:パン、卵焼き
  • 昼→  外食:肉の煮込むみたいの
  • 夜→  頂きもの:昼飯の残り

お便り

  • なつかしいです。トルコではお茶をお湯で薄めて飲むのを思い出しました。こんなガラスのコップに入れて飲むのでした。

    前から疑問なのですが、ロシアではなくて、中国領内を通ることは難しいのでしょうか?

    • 外国人は、中国を自由に走れないんです。
      一部地域はガイドを雇えばいいみたいだけど、ガイド代がかかるし。
      中国が解放されるといいんですけどねー。

おしまい。読んでくれてありがとう。

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