雨の夜に捨てられた子犬の顔で。
いよいよ、ロシア大使館に90日間のビザを申請します。
拒否られたら今年の日本上陸は難しくなる、大事なダンジョンです。
失礼のないように、一張羅の長ズボンを履きます。
吾輩の血と汗が香しいお靴も穿きます。
そんでもって、ちょいと少なめの髪の毛を頭頂部のあたりでしっかりと結え、ここ一番の大銀杏。鏡に向かってキリッ!
大丈夫、君ならできる!
You can do it!
ファイチン!
気合いを入れてロシア大使館へ望み、2時間も待たされますが文句のひとつも言わず、3番窓口のおじさんに
「これこれしかじかでございますから、90日間のビザをください」
雨の夜に捨てられた子犬の顔で頭を下げ、昨日描いた陳情書を差し出しました。んが、
「90日?(ナニ言ってんだよあんたバカじゃないの?)10日間だけだよ」
却下されました。
玉砕。
多少抵抗を試みたYukoですが、これ以上食い下がれば怒鳴られかねないほどにツンドラ。
やっぱ、ダメか。
以下、備忘録です。
- 9時半から11時まで、門前で待たされた
- 入館後、30分待たされた
- スマホは切ること
- カバンはロッカーに預けること
- 半ズボン、サンダルでも問題なし!
ゲストハウスに引っ越し。