わが家も一発ホテルをやるか。
引っ越しました。
フライトが夜中の2時半なので、レイトチェックアウトできる空港近くのホテルを探し出して。
郊外の、舗装されていない住宅街の、野良犬だらけの一郭。
田舎のお父さんが、みんながホテルをやると儲かるって言ってるぞっ、よし、わが家も一発ホテルをやるかってんで、親戚の男衆に近所の連中を集めて作ったような出来栄えです。
安普請だっていいんです。
夜の23時までいられるなら、カーテンが半分しかないとか、ジャケットの一枚もかけるところがないとか、シャワーの蛇口の長さが40cmもあって不自然だとか、便器の蓋が背中にもたれかかって気持ち悪いとか、そういうのは我慢します。
でも、お金を払ったときに「メールで確認したけど、HPに書いてあったようにチェックアウトした後、夜の11時までいていいんだよね?」と確認したら、「はあっ?」みたいな顔で驚かれて、驚きました。
英語は向こうの方が達者なんだけど、レイトチェックアウトの意味を勘違いしているみたいで。
じゃ、出てく!お金返して!って言って、ことなきを得ましたが。
窓が大きくて、目の前にアララト山です。
アルメニア人にとって富士山みたいなものです↓
あの、ノアの方舟が流れ着いた地球一のパワースポットなんですが、戦争に負けてトルコにとられています。
その隣に富士山みたいな小アララト山↓
富士山をとられたら、寂しかろ。