ボクら、そういう星の下で生きています。
Yukoが、晩飯は外で食べようって。
早稲田通りの、あの中華屋さんでって。
珍しいんですよYukoが外食しようって誘ってくれるの、しかもお店指定で。
喜び勇んで「あの店」に行ったら、満席。入れませんでした。
そういう不幸、珍しくありません。
ボクら、そういう星の下で生きています。
だもんで、ずいぶん遠く離れた「めし処和來」へ。
Yukoは、1600円もする秋刀魚定食、ボクは普通の値段の生姜焼き定食。
隣のおばさんは、秋刀魚とハムエッグ。
西洋人カップルはエビフライを前にして、醤油をかけるのかソースをかけるのか悩んでいました。
「ソースだよソース。そっちじゃなくてそっち」
って声をかけたのは中国人の男性。
英語が立派なネイティブで、ボクの出る暇なし。
