違法建築と地震。
家を買う話です。
棲家というより、隠れ家を探してまして。
ちょっと気になる物件を見つけました。
丸の内線の駅から、徒歩6分。
マンションというより、コーポって感じの価格帯で。
30平米しかないけど、ボクら、わりと仲良しフーフなんでなんとかなります。
最上階で、ベランダは2方向。
眺めはイマイチだけど、風通しは良いに違いなく。
ぜんぜん知らないけど、風水的には悪くなさそうです。
間取りはよくある細長いタイプではなく、ほぼ正方形なので、家具のレイアウトを楽しめます。
夜、見に行きまして。
向いの通りから建物を眺めました。
2階と3階のベランダに、外壁の違う部屋がふたつ出っ張ってました。
増設したみたい。
違法建築だよね、北側斜線だから。
住民のコンプライアンスに問題があるかもしれないけど、そこは目をつぶりましょう。
でも、問題はもうひとつあります。
1970年代に建てられたということです。
1981年以降の施工でないと、耐震性能的に古いのです。
でもまあ、ボクらが生きているうちに大きな地震があるとは思えないので、買っちゃおうかな。
地震が来る前に売れば、値上がりしてて投資になるんじゃない。
と思ったところで不動産屋さんがひとこと。
「あんまり古いと、次に買う人のローン審査が難しくなります」って。
そういうものなんですか?
