刺身丼と言うなかれ。

トレッキング3日目。オルレの20番を歩きます。

本日の予定走行距離は、17.4km。

昨日コンビニに寄り損ねたので、朝飯なし。

お昼前、お腹が空いてしかたがないので海辺の食堂へ入りました。

シーフード専門店なので、刺身丼を頼みます。

1300円(12000ウォン)もの大金を払うのですから、マグロにエビにイカにタコやカニが丼からはみ出すくらいに山盛りになって、所狭しと鮑やウニが詰め込まれている。そんな風景が目に浮かびます。期待して待っていたら、これでした↓

ぜんぜん違います。

白身の魚があるけれど、ほとんどが野菜。ご飯はゼロ。これはサラダです。

店主に刺身丼のなんたるかを説きたくなりましたが、翻訳アプリの誤変換か、AIの勉強不足だと思うので諦めました。

この恨みは、Yukoが食べている鯖定食で晴らします。

焼きたての鯖は、脂がのっかりまくってジューシーなことこの上ありません。

サイズにしても定食として出すには乱暴なくらいでかくて、ほぼ二人前です。満足しました。

以上が今日のトピックスでした。

以下は、写真を脈絡なく並べただけです。

済州島をお楽しみください↓

追い越していくおばさんに挨拶したら急に振り向いて、食べてってみかんをくれました。

カムサハムニダ(ありがとう)を3回くらい続けて言って、感謝の意を表しました。

あっここっちに風力発電の風車があります。

今宵の宿です。

一泊5400円(50600ウォン)。

今日もまた宿の近所に食堂がなく、コンビニのお世話になります。

連日コンビニ飯を食べていて、少し知恵がつきました。

ご飯は、2+1のセール品を買います。

おかずはボンカレーみたいなレトルトです。

左のビーフシチューみたいのがなんだったのかわかりませんでしたが、苦しゅうない味でした。

というか、ご飯2パック600グラム+Yukoのお裾分け100グラムの合計700グラムは、苦しいです。

あひるさん、あひるさん

あひるさん、こんにちは。

すすきのの「beis Aoyama」にご来店いただきありがとうございます。

渋くていいお店でしょう?

ショートムービーのロケ地になってました↓

The Fancy Bar

今後もご贔屓にお願いします😃

画像:HPより

お便り

  • 韓国済州島まで伝わるんですね。驚きました。
    私が訪れたのは、ちょうど小雪が舞う日で、お店のカウンターに座り、窓越しに雪を見て、なんとも言えないホッコリした雰囲気でした、翌日にはビアポにも行きましたよ、こちらではお客さんからラフランスをいただきました。どちらのお店でも、石澤さんのブログを読んでいる者ですと伝えると、歓迎してくれました

    PSオルレ?全周回を100回した韓国の方の記事が出ていました、なんでも地球1周に相当するそうです。1周だけでも大変そうなんですけどね

  • 久しぶりに見に来ました。済州島一周ですか、面白そうですね!行ってみたいな。でも宿がちょっと高そうですね。どうぞお気をつけて!

世にも珍しい「万歳おちてぶ」を発見しました

歩き続けて4日目です。

オルレコースの21番を歩きます。

山越えがあります。

標高は、

山と言っても130メートルちょい。

小学生の頃に遠足で登った函館山の334メートルに比べたら丘が背伸びした程度ですが、登山道がほぼ一直線なのです。

頂上へ向かってまっすぐに伸びた細長い筋。上昇角度が急過ぎて、膝がカクカクして10歳くらい年取った感じでして。疲れました、夜はよく眠れることでしょう。

なんて呑気なことを言っていたものですが、宿のベッドを見たYukoが

「どうして韓国の布団って、カバーが付いてないのかな?」

「どうして、シーツがないのかな?」

悩んでました。

ネット情報では、布団を丸ごと洗うのでカバーはしないとのことです。

なるほど。

だからと言って毎回布団を洗うとは到底思えないので、数人分の宿泊客の残り香があるような気がして眠れや……、ぐー。

みかんひと袋200円です。

安い!

買いました。

いつももらってばかりでは申し訳なくて。

イカ一杯は1000円です。

高い!

と思ったんだけど、食べちゃいました。

世にも珍しい、「万歳おちてぶ」です。

魂を抜かれたセミ↓

今宵のホテルは、一見高級そう↓

お値段は6413円(60000ウォン)。

部屋に電子レンジがあるので、晩飯はレトルト食品です↓

案外、イケます。

  • 宿:アルムダウンリゾート(60000ウォン/6413円)
  • 朝→  外食:コンビニのパン
  • 昼→  外食:イカ焼き(30,000ウォン)
  • 夜→  自炊:コンビニのレトルトスープ、ご飯、バナナ

カブトムシ定食は3500円もします。

済州島の周囲をぐるりと歩き始めて、はや5日。

オルレコースの1番から2番へ。

今日、学んだこと。

①どんだけ迷子になっても海が左手に見えれば、生還できる。トレッキングコースのオルレにこだわらず、自由に歩くべし。

②宿に着いて直接頼むより、Booking.comで予約した方が安い。ということで、レセプションの前でBooking.comで申し込みます。変な世の中になりました

③エアコンに暖房はありません。あっても使えません。寒いじゃない!って文句を言いそうになりましたが、床暖房ですぐに暖かくなります。

朝飯。

おかずはキムチ。

小玉印のお味噌汁を韓国で味わう贅沢よ。

悪路には、ゴザみたいのが敷いてあって歩きやすい。

これ、日本に売ってないんですかね?

雑草も生えてこないみたいだし、家の庭にいいかも。

食堂のメニューはゾウの皺ほどにも読めませんが、

Google翻訳を使えば、一瞬にして日本語になります。

便利な世の中になったものです。

ただ、ときどき意味不明でして↓

カブトムシ定食はずいぶん高くて、3500円以上もします。

今日、何km歩いたかな?

ぜんぜん思い出せないけど、そんなことどうでもいいや。

数字に追われなくなったら、一人前かも。

  • 宿:Jeju stay in Sungsan(40,622ウォン)
  • 朝→  自炊:ご飯、キムチ、小玉印のお味噌汁
  • 昼→  外食:キムチ味噌チゲ(20,000ウォン)
  • 夜→  外食:スンドゥブ屋さんで、チゲ

飲むのが怖い黒妊娠ラテ。

トレッキングコースの「オルレ」を歩き出して、6日目です。

すっかり慣れました。

ボクら、オルレのプロです。なんせ、もうコースなんかに拘わってませんから。だいたいこんな感じだべ、とたまたま目についた道を自由奔放に歩いています。

堤防に沿ったり、ビーチの砂を踏みしめたり、雑草が茂る林道をくぐったり、大根畑からにんじん畑に続いたり、路地の猫を追いかけ、首輪をした野良犬に追いかけられたりしながら、すれ違う人にアンニョンハセヨと会釈して。

気候も穏やかで寒くないし、余裕のよっちゃんです。

疲れたら、ふらりとカフェに入ったりして。

でも、そう都合よくカフェは見つからなくてウロキョロしていたら、Yukoが焼肉屋さんに向かいます。

どう見ても焼肉屋さんで喫茶店ではないよと声をかけたら、「でもね、窓越しにおじさんと目が合ったの」とか初恋みたいなこと言って。

したら、おじさん、店内に入れ入れと手招きしてくれて、コーヒーかコーヒーが欲しいのか?わかったわかったとご馳走してくれました。

おじさんのコーヒーほど美味しいネスカフェはありますまい。

最大限の感謝を伝えたいのですが韓国語は話せません。これでもか!と握手に力を込めて、カムサハムニダです。

帰り際には、みかんを山ほどくれました。

おじさん、惚れちゃいます、初恋です。

みかんつながりではありませんが、トレッキングのにわかプロとして、参考までに荷物の重さをお教えいたします。

Yukoのバックパックは、パソコンが入っていて8.9kgです。

ボクの荷物は、バックパック11.8kgにカメラ1.2kg。合計13kgです。

登山家が鉛筆を短くするがごとく、魂を削るようにして減量しました。

ちなみに焼肉屋さんでもらったみかんは1.6kg。優しさが肩に食い込みます。

自由奔放に歩いているのに、地図を見る。

楳図かずお先生、世にも珍しい「グワシ型おちてぶ」を見つけました。

食堂の看板が読めなくて、何を食べさせてくれるのかな?と翻訳したら、

「ジファンです」って。誰それ?

カフェでは、「黒妊娠ラテ」なるものが。

一杯600円。

いまから子どもが生まれたら老後の人生設計が狂うので、Yukoには飲ませられません。

海女さんが潜ってます↓

すけべなおじさんだと、海女さんが海からあがってくるのを待って、水着姿を撮影することと思われます。

ボクはそんなことはしません。

海女さんの詰め所を覗いたことがりまして、みんなお孫さんがいそうなお年頃でした。

この美味しそうな実、なんですかね?

食べていいものか、悩んでいます。

  • 宿:Rezion Hotel(50,960ウォン)
  • 朝→  買い食い:コンビニのパン、みかん
  • 昼→  外食:サンドイッチ(17,500ウォン)
  • 夜→  外食:焼肉屋さん(24,000ウォン)

おしまい。読んでくれてありがとう。

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