勇者はチキンになる。
韓国は、「ソウル大学に行くか、チキン屋になるか、死ぬか」の3つの人生しかないと言われているそうで。
最近は、「起承転鶏」だそうです。
ソウル大学→一流企業→早期退職→チキン屋さん、もしくは学校を卒業→名もない会社→早々にチキン屋さん。
あまりにもチキンを愛してやまないため、
韓国はチキン店が3万6000店(2013年)あり、全世界のマクドナルドの店舗数よりも多い。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/01534334c2cadd4ce39fc0ee0c5e8a4ba9225f3e
人口5000万人ちょいの韓国に、世界中のマクドナルドをぜんぶ集めたよりチキンを食べてるって、どんだけ美味しいっていうの?
夜、チキン屋さんを訪ねました。
街頭のない郊外の住宅街を片道1kmも歩いて。
街道沿いの鄙びた食堂は、テーブルが2つだけ。
メニューはチキンのみ。お母さんがひとりでチキンを揚げています。
地元に愛されてン十年という佇まいです。
ドラムを2本食べてから撮った写真です↓

食べきれそうにないボリュームで、1900円(18000ウォン)。ひとり950円なり。
キャベツの千切りもフレンチフライもありませんが、大根の酢の物が付いてくるのが韓国流です。
お金を払おうとしたら、コカコーラ代はいらないって。ご馳走してくれました。
アジュンマー(おばさん)、どこの誰だかわからないボクらに奢ってくれるなんて、炭酸が目に染みちゃうじゃないですか。
トランプとかプーチンとか習近平のお三方、次の先進国首脳会議はここのチキンです。
アジュンマーのチキンは、韓国で一番美味しいです。
サンプル数は3軒だけど、ダントツで一番だと断言できます。
1週間ほどトレッキングを休んでいましたが、明日から歩きます。
