アルメニアでワクチンを打ってくれるって。
今日は、各ご家庭で羊をシメて食べる犠牲祭です。
朝から羊が泣いてるぞって思いながら朝飯食って外に出たら、もう皮になってた。
あちこちに、血だらけの皮が道路に転がってる。
あれ、断末魔だったのか。
早っ!
ぜんぜん知らなかったけど、アルメニアは、海外からの渡航者に無料でワクチンを打ってくれてたって。
ロシアのスプートニクV、中国のコロナバック、アストラゼネカ社のなかから好きなのを選べるサービスで。
でも、イラン人が殺到して徹夜で並んだりしたもんだから、7月15日からアストラゼネカだけ。
で、アルメニアに10日間滞在してからじゃないと、ワクチンを打ってくれないことになったって。
ま、ボクらにとっては10日間は屁のカッパだけどね、514日間もモロッコにいるくらい根性があるから。
ただね、アルメニアってところが微妙で、2016年に行ったときは国境の税関職員に
「男のくせにピアスをするな!」
怒られまして。
イミグレの若い職員には、
「男のクセに女房にお金を持たすな!」
男たるものは〜って説教されまして。
ボクのほうがはるかに男を長く努めているというのに。
ちなみにアルメニアはエデンの園があったところで世界一美人が多いって前評判だったんだけど、たいていの娘さんは年頃になるとロシアに出稼ぎに出てそのまま帰ってこないから、美人どころか若人がいないです。
エデンの園は、おばあちゃんばっかり。
首都エレバンには、うどん屋さんがあります。
近所を散歩したら、あっちこっちで羊の生首を焼いていました。
羊のカマ焼き。
食うつもりなんだろうか?
町なかのほとんどの人はマスクをしていないからか、モロッコの昨日の陽性者は3631人(20人死亡)です。
連日出血大サービスの激増ぶりで、新記録を狙っています。