高田馬場にて、韓国な集まりがありまして。

脂ぎっとぎとの豚肉にニンニクを乗せてキャベツで包んで、茶色い汁をつけて、まっこりでニッコリするわけです。

基本的には営業なので、十数年ぶりに名刺を用意して、と言っても手書きですが、と言っても心がこもっていまして、と言ってもYukoが書いたんだけど、お初にお目にかかります。

浮浪者に毛が生えたような格好をしてますが、決して怪しいものではありません。単なる旅鴉です。

ナナメ右下にでていたところ、昔の仕事仲間がそこかしこで活躍しているので、

「噂はかねがね」

なんてことを言われましてね、すっかり気をよくして、そこはかとなく旅の自慢話をしたりして。

なんにしろ、日本に帰るまでは、いや、ポルトガルに移住するまでは、いやいや、月々の保険の支払いが終わって年金生活になるまでは、何卒よろしくお願いします。

Yukoが服を欲しいって言ってるし。

ボクも土地とか古民家が欲しいし。

そんな思いを込めて、まっこりでにんまり。