イタリアへ向かう船の上(1泊目)
土、日、月と船の上です。
地中海です。
これがなかなかキツい船出でして、出航は夕方の18時半だというのに、チェックインは朝の9時半から14時半まで。
午前11時ごろに行ったら、船が出たのは夜中の12時過ぎでした。
NETFLIXをたくさんダウンロードしてたのでいいけど。
P.S.現場より
船の中はネットが繋がらなくて暇なので、無駄に詳細な日記を書いています。
朝6時に起きて、Yukoがおむすびを6つ握り、9時前に出発。
海岸線を走って1時間後、45km東の港「Tanger Med」に到着。
船着場でチェックインします。
係のおじいさんが
「朝飯食ってるんで……」ってお茶を飲んでるところ、モロッコです。
チェックイン後、車でゲートをくぐりパスポートにスタンプをもらい、超巨大なスキャニングカーが5台の車を一気にスキャニング。隠れている人とか、ランチャーとかロケットを見つけることができるんですかね、たいしたテクノロジーです。
次に、麻薬犬が車内の匂いを嗅いでまわり、最後は警察官による荷物検査。運の悪い車は荷物をほとんど全部下ろされていました。
うちは一回だけ質問を受けただけ。
「これ、なんだ?」
炊飯器です。
荷物検査が終わったら船に乗れるかとわくわくしていたのに、ひと言のExcuseもなく待たされます。
延々と8時間。
一切の説明もなく。
そういうところ、モロッコです。
でまた、車の誘導が下手くそで、あっちに留めろこっちに留めろと2、3度やり直し。
さらに2時間も待たされて、出港。
ロベルトという南アフリカ出身のイタリア人が、あんたたちの車すごいな、たいしたもんだよ、イタリアで困ったことあったら電話してくれって、電話番号をくれました。
そんな日。
旅々、沈々。「南アフリカ編」の最終章が始まりました。