おじさん、その辺で車中泊していいかい?
モンテネグロからセルビアに入りました。
国境、特に問題なし。
荷物検査なし。
保険のチェックもありません。
っていうか、保険に入らせてください。
どこで買えますか?
道ゆく人に訊いても英語が通じない。
でも、ま、なんにしろセルビアです。
秘境をもとめて奥の奥へ。
よし、あの川まで降りよう。
小さな小さな集落がありました。
おじさん、その辺で車中泊していいかい?
「いいさいいさ、寝たらいいさ」
「便所はちょっと遠いけど、あっちにあるさ」
って言ってくれたのに、インターネットがなくて諦めました。
インターネットがないと、今夜世界が終わったとしてもお知らせが来ないじゃないですか!
ってわけではなくて、メールをチェックし続けないと生きていけない残念なノマドなのです。
というわけで町まで戻り、Booking.comの民泊を訪ねます。
予約してないけどいいよね?
ええ、どうぞどうぞWelcomeと迎えてくれました、人のよさそうなおばさんオーナー。
満面の笑顔でしたが、掃除してませんでした。
お花は綺麗だけど、部屋はなにげに汚いです。
鍋のなかに死んだクモが転がっていたり、冷蔵庫が薄汚れていたり、シャワーブースの排水口が詰まっていたり。
でも、ま、どうせ一泊だからいいか(Yukoが掃除をするんだけど)。
で、結局、翌日連泊したりして。
ちなみにオーナーのおばさんは警察官です。