目とか口とかヒレを舐めるように。
市場へ行きました。
五日ごとに開かれる「五日市」です。
新鮮な魚介類がこれ見よがしに並んでいますが、買えません。
部屋にキッチンがないのです。
見るだけ。
じっくり見る。
目とか口とかヒレを舐めるように観察する。
死んだ生魚をどんだけなぶるように見てこれっぽちも楽しめず、屋台でおでんと揚げたての天ぷらを食べて、韓国式海苔巻きのキンパをお土産にして帰宅しました。
韓国式の海苔巻きは具になにが入っているかわからない福袋的楽しさがありますが、何が入っているにせよ、っていうか具沢山すぎて、日本のカッパ巻に勝てません。
海苔巻きの具は、一球入魂。過ぎたるは及ばざるが如く。
そこが韓国と日本の違いではないかと、するどく考察しました。
次々と新しい技術を取り入れる韓国。
伝統にこだわる日本。
フレキシブルな韓国。
筋を通す日本。
合理的な韓国、情緒的な日本。
というのはですね、韓国には水にとけたワサビとか辛子があります。
刺身とか冷麺にぴゅっとかけるだけでじゅわっと馴染んで美味しい。
美味しいけれど、でろでろのワサビや辛子には格式がないよね。
