飲むのが怖い黒妊娠ラテ。

トレッキングコースの「オルレ」を歩き出して、6日目です。

すっかり慣れました。

ボクら、オルレのプロです。なんせ、もうコースなんかに拘わってませんから。だいたいこんな感じだべ、とたまたま目についた道を自由奔放に歩いています。

堤防に沿ったり、ビーチの砂を踏みしめたり、雑草が茂る林道をくぐったり、大根畑からにんじん畑に続いたり、路地の猫を追いかけ、首輪をした野良犬に追いかけられたりしながら、すれ違う人にアンニョンハセヨと会釈して。

気候も穏やかで寒くないし、余裕のよっちゃんです。

疲れたら、ふらりとカフェに入ったりして。

でも、そう都合よくカフェは見つからなくてウロキョロしていたら、Yukoが焼肉屋さんに向かいます。

どう見ても焼肉屋さんで喫茶店ではないよと声をかけたら、「でもね、窓越しにおじさんと目が合ったの」とか初恋みたいなこと言って。

したら、おじさん、店内に入れ入れと手招きしてくれて、コーヒーかコーヒーが欲しいのか?わかったわかったとご馳走してくれました。

おじさんのコーヒーほど美味しいネスカフェはありますまい。

最大限の感謝を伝えたいのですが韓国語は話せません。これでもか!と握手に力を込めて、カムサハムニダです。

帰り際には、みかんを山ほどくれました。

おじさん、惚れちゃいます、初恋です。

みかんつながりではありませんが、トレッキングのにわかプロとして、参考までに荷物の重さをお教えいたします。

Yukoのバックパックは、パソコンが入っていて8.9kgです。

ボクの荷物は、バックパック11.8kgにカメラ1.2kg。合計13kgです。

登山家が鉛筆を短くするがごとく、魂を削るようにして減量しました。

ちなみに焼肉屋さんでもらったみかんは1.6kg。優しさが肩に食い込みます。

自由奔放に歩いているのに、地図を見る。

楳図かずお先生、世にも珍しい「グワシ型おちてぶ」を見つけました。

食堂の看板が読めなくて、何を食べさせてくれるのかな?と翻訳したら、

「ジファンです」って。誰それ?

カフェでは、「黒妊娠ラテ」なるものが。

一杯600円。

いまから子どもが生まれたら老後の人生設計が狂うので、Yukoには飲ませられません。

海女さんが潜ってます↓

すけべなおじさんだと、海女さんが海からあがってくるのを待って、水着姿を撮影することと思われます。

ボクはそんなことはしません。

海女さんの詰め所を覗いたことがりまして、みんなお孫さんがいそうなお年頃でした。

この美味しそうな実、なんですかね?

食べていいものか、悩んでいます。

  • 宿:Rezion Hotel(50,960ウォン)
  • 朝→  買い食い:コンビニのパン、みかん
  • 昼→  外食:サンドイッチ(17,500ウォン)
  • 夜→  外食:焼肉屋さん(24,000ウォン)

済州島に氷河期来たる。

トレッキングは休み。

のんびりまったりDAYです。

そういえば昨夜、スマホにメッセージが届きました。

タイトルだけ日本語で、詳細は韓国語という意地悪なアラートです。

地震?

津波?

革命?

戦争?

不吉な言葉が次々に浮かびましたが、

火事だって。

隣の家が燃えているならまだしも、どこにあるかわからない工業団地の火災は別に教えてくれなくてもいいですなんて不謹慎なことを考えてはバチがあたります。なんまいだぶ。

夕方、またアラートがやってきました。

例によって意味不明な警告文です。

大雪警報でした↓

夜、またまたアラートが。

深夜、朝方と連続してアラートが鳴ります。

とにかく大雪みたいで。

もしかして、氷河期がやってきたとか?

もう2度と日本に戻れないような不吉な予感よ、落ち着いて。

12月です。