旅々、沈々。

アルゼンチンに住むＩ子さんから、10月に日本に行くと連絡がありました。

それはそれは、ぜひお会いしたい。

お会いして、ブエノスアイレスやウシュアイアでお世話になった数々を、たーっぷり利子をつけてお返ししたい。

というわけで、帰国を早めようかなって考えてます。

10月中旬の下旬より。

東京の部屋を探さないと。

JRの駅で探してるから、家賃が高くて。

ジョージアに車を置いて日本に帰るとなると、税関みたいな役所へ出向いて、仮ナンバーを取得しないとなりません。

でないと、けっこうな額の罰金を食らうとポキン大先生が脅してくれまして、しかも手続きは恐ろしく手間がかかり、下手すると1日仕事だと、これまたポキン大先生がおっしゃってました。

ああ面倒臭い。

お隣のアルメニアだと、入国時に国境でTIDなるものを申請すれば、１年間も車を放置できます。税金が25ドルほどかかるだけです。

どこの誰だか知らない外国人が

「You just have to ask the border for the temporary import document validated for 12 months.」 
「1 year import tax cost only 25$.」 

って、ネットに書いてました。

でもでも、今からアルメニアに戻るのはどう考えても面倒くさい。

たった280kmだけど、気分的に何万光年も離れてます。

どっちに転んでも面倒くさいという二者択一は、考えるだけでも面倒くさいです。

「人生は選択の連続である」と言ったのはシェイクスピアですが、車のない時代だからそんな呑気なことを言えるです、よ。人の気も知らないで。

人生は選択の連続である。

と言ったのシェイクスピアだかハムレットらしいんだけど、別に「選択」でなくてもいいよね。

人生は○○の連続である。

○○には何を入れてもサマになるような。

そんなことを考えてみたんだけど、サマになる言葉がひとつも浮かばず、もう寝ます。

ジョージアは少しずつ秋になってきました。

散歩しました。

目的地を決めず、闇雲に12km以上。

というか、迷子になると困るのでひたすらまっすぐに。

曲がらない！←ボクが20年かけて編み出した、海外旅行のコツです。

無意識にふらっと後をつける可能性があるので、どんな好みの女性が歩いていても見てはイケマセン！

と、肝と股間に銘じて。

歩道は広めです。街路樹の木陰を歩いていれば涼しく、意外に快適。これでパリのようにおしゃれなカフェでもあればいいんだけど、一軒もないです。

公園の芝生に寝転がりたいけど犬のフンが多くて油断ならないし、このフンの大きさ、フレッシュさでは一生パリにはなれないよ、パリなんか行ったこともないのに思いまして。

結局、マクドナルドです。

せっかくトビリシにいるんだからご当地ならではの、隠れ家的カフェに入って、バエる写真でも撮ってバズって、人気者になりたいのに。

ビッグマックセットが35％引きで925円（17.5ラリ）は安いのか高いのか悩んでる場合じゃないです。

でもまあ、具だくさんでフランスのよりぜんぜん美味しい気がします。

本日のぜんぜんバエない写真です↓

久しぶりに雨が降りまして。

涼しくなりました。

夜、長ズボンを穿きまして。

24時間開けっぱなしだった窓を閉めました。

寝る時は足元にタオルケットを用意して、有事の際に備えます。

東京はまだ寝苦しいですか？