今も昔もコソボの人はフレンドリー。
縁もゆかりもなくてんでんばらばらに請けた仕事たちが、ゴールデンウィーク明けにスケジュールが合体。通勤時の山手線のように(あっち直せこっち直せと赤字が)押し寄せて、朝の2時半から仕事しても終わりません。
それなのに、移動します。
車の保険が切れるので。
コソボへ。
ヨーロッパ最後の独立国です。
英米のバックアップがあって独立したのに、国連に独立を認められてなくて、なのにどうして街中に国連の車が走っているんですかね。
よくわからないけど、紛争のきな臭さはなくてピザの香りが漂っています。
吸収合併してきそうなアルバニアより豊かです。
でもって、妙にフレンドリー。
スパゲティ・ボロネーゼが美味しい。
円安だというのに、992円(5.9ユーロ)。ぎりぎり1000円を切っているので円高が楽しみです。
すっかりコソボが気に入りました。
泊まった安宿はマウンテンビューってことでして、これまた楽しみにしていたら、窓を開けば↓
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いや、これはマウンテンビューとは言わないだろう、と思わなくもないのですが、みんな優しいので許します。
どんくらい優しいかと言えば、Yukoが外に立っていると通りゆく人みなが声をかけてきて、車を駐車するときも知らないおじさんが切り返しから止まる位置まで指導してくれました。
町を歩けば、石造りの橋にイスラム教のミナレット↓
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いいところだねー。
こんなところがあるなんて知らなかったねー。
なんてことをYukoと話してたんだけど、ブログを調べたら2009年9月10日に来てたです。
当時の日記は↓
アドリア海の美しい海岸線から寂しげな山道に入り、真新しい未完成の高速道路を経て、コソボに入国。
高速道路のために、かなり自然を壊しているのがよくわかる見晴らしの良さでした。
国境ではヨーロッパで初めて、バイクのインシュランスを作らされました(20ユーロ)。
ホテルのWi-Fiに繋がらず、スタッフに訊いても判明せず、祐子がレセプションのパソコンをいぢくって解決。
頼りになりますよ、祐子は。
残念ながら、Mac OsXはWi-FiでPPPoE接続できず。
夜になって突然繋がったのが、謎です。
バスを待ってたら、ホテルの無愛想な親爺がセントロまで送ってくれて、感謝。
無愛想なのは、一言も英語が話せないからかもしれません。
セントロを散歩してたら、文房具屋の兄さんに声をかけられました。
「ボクのパソコン、ウィルスにやられてないかな」
知らんがな。
文房具屋に連れ込まれて、祐子がAVGをダウンロードしてインストール。そしたら、
「YOUTUBEでこの動画だけ観られないんだけど…」
知らんがな。
祐子が、FLASHをダウンロードしてインストール。
お礼にジュースをご馳走になりました。
頼りになりますね、祐子。
セントロは学校が近いので、若い女の子でむせ返ってました。
学生とはいえ、大人です。侮れません。
熱い視線を送ってきます。
珍しい動物を見つけたように…
本日の走行距離196キロ(合計13020キロ)
Internet→ホテルのWi-Fi(無料。PPPoE接続)
知らない日本人にパソコンのウィルス退治をさせるあたり、さすがコソボの人よ。