


トルコの人は、人懐っこいです。
日本に向かって移動中です。
今日は149kmも走りました。
それなのに、ちっとも近寄ってこないふるさと。
誰か迎えにきてくれませんか、キャリアカーで。
ご飯とビールをご馳走します。
トルコの人は、人懐っこいです。
ボクらの顔を見たらすぐに話しかけてきます。
嬉しそうな顔して、スマホのGoogle翻訳を突きつけてきます。
こんなの↓

惜しいっ!
ボクら日本人です、って言ったら、それがいったいなんなの?って顔してました。
もちろん、英語を話せるトルコ人もいて、
Do you speak English?
って訊かれたりします。
Yes!って応えたら、へーって顔して、そのままいなくなっちゃいました。
あんた、英語ダメなんじゃないの?
今夜のキャンプ場は、川沿いです。
ブランコ付き。

BBQをしているお隣さんが、トルコ料理のお惣菜をくれました。
美味しかったです。
ありがとう。
でも、できればBBQの方が…………

掘らないボットン式便所。
朝、ぴろりんとメールが届きました。
「よしさん、トルコにいるんですね?」
「ジョージアにいるので、会えたら会いましょう!」
みたいなのが、ジョージアのバトゥミ市から。
会えたら会いましょうって、国が違うじゃないですか!
速攻で返事をしました。
「久しぶり! じゃ、午後に行きます。どこで待ちあわせします?」って。
えっ、今日来るの?
って驚いているんじゃないですかね?
というわけで、急遽、トルコからジョージアの国境を越えることにしました。
豆より小さい車が、うちのChin号!です。
なんとなく場違い↓

夕方、飲み会です。
10年以上前にネパールで会ったきりのAkiraくん、お初にお目にかかる奥さんのMちゃんと。
お店は、おふたりの行きつけのローカル居酒屋。これが最高にいい感じで、ビールが進むこと。焼き魚がうまいこと。
おしゃべりが楽しいこと。
酔った勢いでご馳走になっちゃいました。
いい歳こいて、かたじけないっす。
今夜は、駐車場泊。

わかりますか、うちのChin号!
駐車場というより単なる空き地です。
トイレはボットン式。
とても21世紀とは思えない、トタン製の粗末な小屋のドア。恐る恐るドアを開け、見るともなく穴を覗くと、地面とフラット。ブツが山盛りになっていない。っていうか、掘った感がない。
もしかして、小屋を置いただけなんじゃない?
いい加減な仕事ぶりが恐ろしく怖い。

ネタより命です。
とっとと日本に帰りたいです。
一目散に。
そんな思いから、できるだけ近道しようと山の中をショートカットします。
それが失敗でした。
舗装道路がじゃり道になって、そのうち岩石の凸凹。ついには泥だらけ。ときどき崖っぷち。時速10kmが精一杯。
こんな「死のロード」がこのあと90kmも続くみたいで、ってことは9時間もかかるの?
距離は短いけど時間がかかるという近道。
しかも雨が降ってきました。
雨量次第で遭難しかねず、泣く泣く引き返すことにしました。
久しぶりにいいネタになりそうなルートではあったんですが、ネタより命です。

日が暮れる前にたどり着いた、名も知れぬ小さな集落へ。
家の壁にトタン板を使った貧相な家とか、Chin号!では登れない急な坂道とか、敵意を隠さない住民たちの視線。店先の巨大なスイカ。
怪しいものじゃ、ございませんって。単なる旅の者ですじゃ。
奥の細道を曲がりくねったどん詰まりの民家にお世話になることにしました。
一泊のつもりだったのに……

嬉しくて、サンダルまで消毒しています。
あえて名前を調べる気にもなれない、名も知れぬ集落にいます。
一泊のつもりでしたが、延泊することにしました。
さっさと日本に帰りたいのにロシアが10日間しかビザをくれないもので、なんかいい方法はないかと調べるために。仕事もしたいし。
ところで、民家に日本製の消毒用アルコールジェルがあって驚いています(Top写真)。
その名も「サラヤンジェルSH1」。
すごいね、営業さん。
嬉しくて、サンダルまで消毒しています。
