結論は、書類なんていらないよ。
歩いて数分の警察署を訪ねます。
帰国する際、モンテネグロに車をおいてくことになるので、あらかじめ警察か税関にその旨、届けた方がいいですか?って訊きに。
ウガンダでは税関で、モロッコだと空港で書類を作ったので。
入口のゲート型金属探知機の前で、
「何しにきたんだ?」って守衛さんに訊かれまして、
「My wifeがdiseaseになって、このままFeelがBadなら一度Japanにgo backとThinkingしてます。And、We Japanからmy own carをdrivingしていたTouristsなもんだから、My carをMontenegroに leaveはno choiceじゃないですか。And、My carをLeaveしていくWhen、WhereでDocumentをMakeくれますか? This is、The other day行ったClinicのMedical certificateです」
って、言ったら英語が通じない。
目が思いっきりバタフライしてて。
そういうこともあるだろうと、あらかじめ用意した手書きの声明文を渡しました。
でも、英語、読めないみたい。
目がフリーズしてるんです。
困ったぞって顔して奥の間に引っ込んで、ちょっとアンジー、これ読める? 英語なんだけど。
わたしゃ読めないよ、イワンなら英語話せるかも。イワン〜
って感じで、門前で数人の警察官が雁首揃えて協議した結果、
「いいよいいよ、そんなことしなくていいよ」
「書類なんていらないよ」
という結論に達しました。
あ、そうですか、書類なんて必要ないですか。
「うん、いらないいらない。気にしないで飛行機に乗っちゃいな」
了解です。お手数をおかけしました。ではさよーなら。
って立ち去る寸前、
「空港の警察官は詳しいかも」って。
お役に立たない警察署本店からでした。