母がいちごを植えてまして。
毎朝畑に出向いては、蝶よ花よといちごの成長を見守って。
赤く、大きく、甘そうに熟れてきて、明日食べよう！と決めた翌朝、熟したのだけ消えてしまいます。
謎のいちご失踪事件が続いていました。
犯人は、こいつでした↓
アライグマ。
太った猫ぐらいの大きさ。
おまえかっ！
って叱ったら、ごめんなさいもうしません、って謝ってたけど、本当に反省してるんかな。
第三物置の蜂の巣が自慢できるほど大きいので、
屋根板を切って土間に移築し、インテリアとして展示しました↓
いちご失踪事件の犯人は、アライグマです。
今年のいちごはすべて、ラスカルに盗られました。
このあともトウモロコシだのなんだのと控えているので、罠を仕掛けます。
町から借りました。
無料です。ご近所さんも使ってるって。
美味しそうな鶏肉付き。
台所の窓の前に仕掛けます。
ここだと張り込みしやすいので。
その夜。
性懲りもなくやってきたラスカル君なんですが↓
「ゆーこー、来たよ、ラスカル来たよ、カメラ持ってきて、はやくはやく〜」
なんて騒いでいたら、逃げちゃいましたよ。
昨日仕掛けた罠に、いちご泥棒のラスカルはかかっていませんでした。
鶏肉はお嫌いですか？
もしかしてベジタリアンとか？
それはそれとして。
YOUTUBEデビューしました。
と言っても、自分の番組は持っていません。
「Maru Tabi TV」のゲスト出演です。
これ↓
ウラジオストクの最後の夜、これからヨーロッパに向かう丸さんユーコさんご夫妻と火鍋を食べまして。そのときの様子を座談会としてまとめたものです。
ずいぶん人気がある座談会になりまして、視聴者数はあっという間に8000を超えて、そろそろ9000！
破竹の勢い、すごいねー。
おかげさまで『今夜世界が終わったとしても、ここにはお知らせが来そうにない。』も６冊ほど売れました。
バズってほしい！
バズりまくって、その勢いに乗っかって『今夜世界が終わったとしても、ここにはお知らせが来そうにない。』も売れまくってほしい。そう心から思うわけです。
となると、番組みでの拙者のキャラクターがどうなってるかが、たいへん重要です。
いつものように爽やかなおじさんになっているか、春のような笑顔を保っているかチャックしたところ、すっかり酔っ払っていて、弱気な泉谷しげるになってました。
誰これ？自分ではありません。はっきり言って、知らない人です。会ったこともありません。
すぐに丸さんに連絡し、リベンジを誓いました。
次回は、三浦友和さんでいきます。
友和さんの虫も殺さぬような人畜無害系の風貌で、言葉少なめにして大きく笑いを取るのが、本来の自分です。
さてと、寝る前にいちご泥棒を捕まえるために罠を仕掛けようっと。
罠を破られました。
昨日仕掛けた「必殺ラスカルトラップ」のことです。
餌の鶏肉とひまわりの種がなくなって、ラスカルの姿なし↓
扉は閉まっていたというのに。
罠を動かすと、下に土が捲れたような暴れた跡、飛び交う銀蝿。
すぐ横に置かれていた板の端が齧られてました。
これらの証拠をもとに推測すれば、一度は罠にかかって出られなくなったラスカル。罠の中で暴れまくり、自由を奪われた恐怖で失禁（銀蝿が飛んでるから、きっと臭いに違いない。拙者は息を止めています）、やがて絶望。スターリング・ノースの顔でも思い出しながら泣いてたんです。
でもよくよく見れば、閉じた扉の隙間に板が挟まっていたのではないか。その板が蜘蛛の糸に見えたのではないか。わけもわからず齧りに齧って、隙間に手を入れて、少しずつカラダをねじ込めて脱出したんではないかと。
なるほど。わかりました。
今夜、リベンジさせてもらいます。
おかずは、奮発して豚肉にします。
ひまわりの種もたくさん用意しました。
罠の前に照明機を設置して、お待ちしております。
Show must go on!
朝一番に罠を覗くと、豚肉もひまわりの種も美味しそうにぶら下がってました。
昨夜は雨だったから食べにこなかったのか、おととい痛い目に遭って懲りたのか。
アライグマは豚肉が嫌いってことはないですよね？
話は代わって、イタリア人カップルがやってきました。
キャンピングカーで、はるばるトリノから。
途中寄り道をしたので、３年もかけて。
犬と猫を連れて。
でも犬はモンゴルで亡くなったので、九州で豆柴を手に入れて。
道中、韓国で半年間も遊んでて。
庭でお茶を飲み、雨が降って駐車場の軒下に移動し、16時から22時までおしゃべりしたものです。新潟の日本酒をちびちび飲みながら。母が作ったきのこの煮物を肴に（←イタリア人の口に合うって）
時間を忘れて話せるほど英語力があるわけではないので、惑星が違うんじゃないかってくらい話が通じてないこともありまして。
例えば、母と父は80歳で運転免許証を返上しましてね、バスのないところに住んでいるのに。わっはっはと笑いをとろうとしたところ、まず「免許証の返上」が伝わりません。
そもそもイタリアのご老人は死ぬまで免許証を離さないそうで、都会以外はバスがないから免許証を手放すと自殺行為だって。
笑いはとれませんでした。
ちなみにペットを連れて外国旅行をするときは、ペットにもパスポートが必要です。
おしまい。読んでくれてありがとう。
読み込むページはありません