恥ずかしくて言えないかもしれない。
NKさんと、江戸川橋の小料理屋さんへ。
牛すじの煮込みをつまみながら、モロッコに戻るとき荷物が多いって話してたら
「羽田空港に行くとき、車で送ってってあげますよ。タイヤ5本もあってたいへんだから」
って言ってくれまして、いやいやいやそれは悪いです。
そんなそんなそんな、みたいに断ってしまったんだけど。
断っちゃダメじゃん、ものすごくいい話じゃないですか。
なんで、すぐに「約束ですよ! 絶対ですよ! 必ず送ってくださいね」って言わなかったんだろうと、3日も経って反省中です。
どうして遠慮するかなあ。
ご飯やお酒を奢ってもらう図々しさとか厚かましさは食いだめするほどあるのに、ひと様の好意に飛びつく勇気、っていうか、懐の深さがない。
心の中は邪悪なモノで満ち溢れていて、器が小さい。
ま、なんしろアレだ。
今度会ったとき、やっぱ羽田まで送ってって言おう。
恥ずかしくて言えないかもしれないから、捨てられた子犬のような顔しとこ。