ドイツでワクチンを打ってくれるって。
8時半起床。
昨夜泊まったのは、普通の駐車場です。
トイレはありません。
いい具合に電柱は立ってますが、立ち小便できそうな「間隙」とか「白昼の闇」とかはなくて、普通に通勤途中の男女がたくさん歩いています。
無理です、開チンできません。
膀胱を引き締めて、出発しました。
高速道路は怖いから避けて、海沿いのくねくね道をくねくね走ります。
さすがベスパの国、スクーターが多いです。
道が狭いので、バイクでさえ縦列駐車しています。
あと5kmでキャンプ場だよ、やったねYuko。
って喜んだ矢先、曲がるところを間違えました。
高速道路……。
あれれれーという間にどんどん南に走らされ、いつまでたっても出口はなく、キャンプ場ははるか遠くに去ってしまいました。
ま、いいか、別のキャンプ場にしようっと。
晩飯後は、ドイツ人のマルガ、ヨーゲン夫妻にお呼ばれしました。
こんなところで会う日本人は初めてだよって、ワインをご馳走になります。
彼らの古いキャンピングカーは20年前に2000ユーロで買って4000ドルで売れ、いまはテスラで新しいキャンピングカーを引っ張っています。
日本のみなさんはご存知ですかね?
運転席のないキャンピングカーって、実は小さなモーターが付いていて、リモコンで動くって。
それはそれとして、マルガが
「三回目のワクチンを打つために日本に帰るかもしれないなら、ドイツで打ったらいいのに」
「その方が面倒がないでしょう?」
旅行者だから打てないんですって言ったら、友達のお医者さんに、
「日本人の旅行者だってワクチンを打てるよね?」
電話してくれました。
打ってくれるって。
これで、ワクチン帰国しないで済みます。
ダンケシェーン!