名医だから殺到しているのか、どんだけ通っても誰も治らないのか。

真夜中みたいな朝の6時10分に、甥をバス停まで送る。

ヘッドライトに霜。

クマ、出ないかな?

午後、皮膚科の病院へ。

旭川一評判の良い病院だけあって駐車場は満杯で、待合室も人で溢れかえっていたのは、名医を求めて人が殺到しているのか、どんだけ通っても誰も治らないのか。

ベルトコンベアの商品のように診察していただいたYuko。

治る気がしないって。

Yukoが、K’sデンキで、iPhone12のミニを買うかどうか悩みに悩んで、今日もまた決断できず。

先週のセールは16,000円だったのに、今日は35,000円。

AppleStoreだと6万円ちょいだって。

特価の振り幅に、脳みそがついていけない。

夜のような朝の6時10分にバス停に送った甥を、夜の10時、迎えに行く。

村、眠ってた。

核戦争が起こっても、ここにはお知らせが来なさそう。

クマよ、出て来い。

めんこいキツネ。

朝の6時半、右手と右足が一緒に歩くくらい寒いです。

膝と肘が伸びきらないくらい、寒いです。

こんなにしばれる北海道で、新庄、大丈夫だろうか?

近所の田んぼを散歩しました。

農地大規模化計画のおかげで、あぜ道が太く立派になりまして。

農閑期だからトラクターも走ってないし、歩きやすいです。

冬眠に失敗したクマ「穴持たず」がいるかもしらんけど。

山道の入り口あたりをよくよく見ると、

きつね。

あんまりめんこいもんだから、いっそのこと、うどんにして食いたい。

呑気な田園といえば呑気なんだけど、よそ者だって目で見られてるだろうから、確かによそ者なんだけど、見えない人の目が気になるといえば、気になります。

すれ違ったおじさん、挨拶するのも面倒そうだったし。

冷戦時代のロシアの秘密都市で、UCLAのスタジャンを着て歩いてるようなアウェー感です。

来年、新しいワイン誕生だって。

町まで散歩しました。

近道して7km。

雪はないけど、雪中行軍のごとく完全防寒体制になり、15時に家を出て、16時すぎに日が暮れはじめて、旭岳が輝いたかと思ったら、ゆっくりとダークる(Top写真)。

雪山の白は、濃厚。

東川町の中心街にある、今年創業のワイナリーを見学しました。

昔の米倉庫をリニューアルしたオシャレな建物に、真新しい機械類。フォークリフト。

来年の春ごろ、新作のお披露目だそうで、いま発酵中だか熟成中だか瞑想中。

ワイン、なんて名前なんだろう?

甥がすでに楽しみにしてまして、ということは大ヒットの兆しあり(根拠ないけど)!

家の近所に(歩いて1時間半以上かかるけど)新しい名産ができるって、それだけで来年はいいことがありそうな予感です。

それにしても米倉庫がいい感じ。

新しく倉庫を作って、家にリノベしたい。

安眠したいなら、スキルは低めに。

家の閉まりにくくなったドアのヒンジなるものを調整し、扉がなんなく開いて閉まるようになりました。

ほっほう、やればできるじゃん!

いっぱしに、日曜大工をしたような達成感です。

かようにして普段からスキルを低く保っていると、ミジンコの鼻毛のように小さなことでも自己肯定感がじんわりと満たされて、夜、ゆっくり寝られるってもんです。

風呂に入ったら、ネットフリックスを観て寝よう。

車を置いてきたモロッコですが、まだオミクロンは来てないって。

カルタゴのあった歴史のある北アフリカですからね、そんじょそこらの南部アフリカとは違うわけです。

油断して、モロッコに戻る来年の2月ごろ、オミクロまみれってことにならないか心配。

  • 居候:東川邸
  • 朝→  自炊:かまぼことか
  • 昼→  自炊:蕎麦
  • 夜→  自炊:いつぞやのカレーライスのバージョンアップ版

カーテンを開くと、シャイニング。

外と変わらぬ温度の土間に行って、薪ストーブに火をつけ、本を読みます。

最初はページをめくれないほど寒いけど、すぐに暑くなります。

母が、さつまいもをアルミホイルに包んで焼きはじめて、

3時のおやつです。

東京では味わえない贅沢なひととき……、なんだけど、写真ではそう見えないから、カフェみたいに模様替えして、インスタ映えしたいもんです。

インスタ、やってないけど。

夜中、雪が降り出す。

布団に入ってネットフリックスの「ペーパーハウス 」を観ていたら、外で、ごあごあごあごあああって音が。

窓のカーテンを開いたけど、雪が降っているだけ。

しんしんと。

なんの音?

車ではなくて、マジンガーZが匍匐前進しているような、ごあごあごあごああああって。

忘れたころに、2度3度も。

今度、窓のカーテンを開くと、ジャック・ニコルソンが「シャイニング」のときみたいに歯を食いしばっていそうで、地味に怖い。

眠れないじゃない。

おしまい。読んでくれてありがとう。

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