さよなら、韓国よ。

韓国のトンヘで、4時間くらいストップオーバーがありまして。

本場の韓国料理を食べたくなり、港のまわりをぶらつきました。

ところがどんだけぶらぶらしても普通の住宅街で、お店なんか一軒もなくて。

すれ違った女性に「レストランないですかね?」って尋ねます。

「⚪︎×△▫︎!」

「⚪︎×△▫︎!」とはなんなの?と訊いても、「⚪︎×△▫︎!」と繰り返すばかり。

しかたないからタクシーを停めて「⚪︎×△▫︎!」 って言ったみたところ、

「⚪︎×△▫︎?」

「■□▲△〓≡◆◇▼▽∞§πΩ」と返されます。

かえって意味不明になって返す言葉もありませんから「⚪︎×△▫︎!」 を繰り返すと、連れていってくれました、ちょっとした繁華街に。カムサハムニダです。

ここの地名が「⚪︎×△▫︎!」なんですかね?

あたりを探検して、隠れ家的食堂を見つけました。

路地の先に↓

「冷麺権家」とかいう食堂が。中を覗くと混んでます↓

たぶん、知る人ぞ知る名店です。

冷麺が一杯1500円くらいしたけど、払う価値がある味でした。

100年の歴史があるそうで、伝統の味に感動しました。

トンへに行かれる方は、ぜひどうぞ。

15時まえにフェリーに戻り、1時間遅れで出航。

暇なのでネットフリックを観まくってから寝ます。

明日はいよいよ日本です。

  • :船上
  • 朝→  買い食い:パン
  • 昼→  外食:トンヘで冷麺
  • 夜→  買い食い:パン

お便り

  • Welcome back Japan!
    有言実行、車ごとお帰りなさいませ。
    再びの海外までの間に呑みたいな。

    宮崎台のシェアで再会したエリコちゃん
    いま4人家族になり、キャンピングカーを買ったそう。
    秋冬の半年間、日本旅するって。

    • エリコちゃん、半年間も旅行とはいい身分だねー。
      あやかりたいです。
      暑い時期を避けて東京に行きます。
      たけのこの会はないの?

  • 6月10日無事にGOAL到着! おめでとうございます!!!
    素晴らしいです、Yoshiさん、Yukoさん。
    日本で少しゆっくりしてくださいね。
    でも来年にはまた旅立つのですね!
    それもびっくり!だけどお二人は凄いな、、、

    • Yokoさん、ただいまです。
      ロシア横断は疲れました〜
      戦争がよくならないから、本当に来年行けるのか不安です。

済州島の名産はみかんです。

韓国へ飛びました。

韓国のハワイと呼ばれる済州島へ。

今回は島をぐるりと歩くのが目的なので、荷物を極力減らしました。

ボクのバックパックで、12.4kg。

そのほとんどは、仕事に使うMac、iPad、vaio、一眼レフカメラ、コード類、イヤフォン、インクの見本帳、筆記具、ノートで、5kg。

生きるために仕事道具は減らせません。

なくても死なないものを減らすとなると、靴下とかパンツ。風が強いので多少臭くなってもオッケーかと。

ほかは、ヒートテックのタイツと長袖、普通のTシャツと長袖、セーターとリラックスズボン、パーカー、パジャマ上下、タオル二枚、スリッパ、帽子、トレッキング用のスティック、レインコート、洗顔道具など。

ちなみにYukoの荷物は8kgです。

済州島の気温は、東京と同じような感じでした。

寒いと言えば寒いけど、太った人はTシャツとか短パンでも凌げるレベル。

空港からバスに乗って町に入ります。

目に入る文字は韓国語だけ。ずいぶん長い間Netflixで韓国ドラマを観たというのに、ひと文字も読めません。

同じ読めないにしてもキリル文字ならアルファベットに似ているので適当に発音できますが、ハングル文字ときたら「へん」も「つくり」も妙竹林なのでその場しのぎに口ずさむこともできなくて。

韓国は想像以上に外国でした。

予約しておいたGuest Houseにチェックインして、

街灯が少なくて薄暗い

みかんを一個もらいます。

みかんは島の名産です。

  • 民泊:Stay at Jeju R Hotel & Guesthouse
  • 朝→  頂きもの:93ちゃんの朝食
  • 昼→  外食:機内食
  • 夜→  外食:コギククス麺類(17000ウォン/1800円)

物価は高田馬場より高い。

今回の旅は、済州島をぐるりと一周歩きます。

健康のために、ダイエットのために。

煩悩とか妄想とか猥褻物系思想を捨て去るために。

が、それは明日から。

今日は、のんびりします。

午後、散歩しました。

3kmほど足慣らしに海辺まで。

が、あまりにも風が強くて寒いので、海は見ないで戻ります。

地図↓を見てください。海の際まで来たのに。

悔しくありません、海は明日も海でしょう。

済州島の物価は安いと聞いています。

が、ぜんぜん高いです。

昼飯にブルゴギを食べて、ふたりで2000円。

晩飯にお粥を食べて、ふたりで2240円。

カフェに入って、1000円。

高田馬場より高いような気がします。

マッコリどころかジュースも飲んでいないのに。

でも、ナニを食べても嫌味のない味で美味しいです。

お店を出るときにちょっと演出してまして、ドアが閉まる瞬間に思い出したように振り向いて、

「マシソヨー(美味しかったです)」

はにかみながら声をかけます。

喜んでくれます。

花咲か爺さんが秘伝の粉を蒔いたみたいに、店内に笑顔が咲きます。

日韓交流に努めています。

  • 民泊:Stay at Jeju R Hotel & Guesthouse
  • 朝→  買い食い:コンビニで買ったパンとジュース
  • 昼→  外食:ビビンバ(19000ウォン)
  • 夜→  外食:お粥(21000ウォン)

初日は19km。みかん、美味し。

朝早くに仕事を終わらせて、お昼前から歩き出しました。

気温11度、風なし。

体調、問題なし。

歩き始めは寒くてダウンを着てましたが、すぐに脱ぎました。

ルートは、トレッキングコース「オルレ」の18番。

17.1kmだけど、宿からスタート地点まで2kmあるので19km。

島を時計回りに歩きます。

まずは、宿から2km離れたスタート地点へ。

右側の馬みたいのが、トレッキングコース「オルレ」のロゴマークです。

韓国語は読めませんが、18番とあるのでスタート地点の刻印かと↓

変な形の矢印に従って歩きます。

変な矢印のほかに、旗が10メートルおきにぶら下がっているので、迷子になりません。

町中から歩き出し、

丘に登り、

コンクリート製の東屋へ。

ここで「おちてぶ」を発見し、撮影。

岩場もまたルートです。

5km地点を通過。

休憩して、いただいたみかんを食べます。

みかん、本当に美味い。

神さまはトレッキングする人のことを考えて、みかんをお創りになったのではないですかね。

熊、いるんですかね?

17時半、宿に着きました。

呼び鈴を押しても誰も出てくれないので電話します。

アンニョンハセオーしか話せませんが、電話に出たおばさんも「わたし、英語なんか話せないよ」と言うのでいい勝負です。

「そこに行くには1時間くらいかかる」と言っているようだけど、勘弁してください。

とても寒いのです。

以上、トレッキング初日でした。

近所に食堂がないので、晩飯はカップ麺、Yukoはレトルトのスープ。

お疲れさまでした。

ちなみに1日19kmのペースで歩くと、トレッキングは10日で終わってしまいます。

島一周は170kmくらいしかないので。

年末に向けて仕事が忙しくなるから、徐々にペースを落とします。

  • 宿:Jeju WaYo Pension 45000ウォン
  • 朝→  買い食い:アンパン/クロワッサン
  • 昼→  :サンドイッチ、にんじんスープ、アップルサイダー(24000ウォン)
  • 夜→  自炊:カップ麺、レトルトのスープ、ジュース

お便り

  • パスポートあたりはハラハラしましたが(笑
    無事に歩き始めたようですね。でもめっちゃ寒そう…
    11月にソウルに行った時、東北人でも「お願いだから喫茶店入ろう!」とギブアップする寒さでした。
    なんか寒さの質が日本と違うような気がします。
    済州島はまだ南の方ですけど。

    • パスポート事件のときは、ホント、終わった!と思いました。

      済州島、暖かいです。
      ここ2、3日は、長袖シャツ一枚で歩いてます。

済州島の名物は、「おちてぶ」です。

トレッキング2日目。

今日のコースは、オルレの19番です。

19.4km。

山登りがあります↓

標高は90メートルしかありませんが、これが本日の鬼門となりました。

朝から嵐のような強い風が吹き、山の中でいよいよ強くなります。

こういうとき旦那さんは「Yuko、大丈夫?」「引き返そうか?」と気遣いますが、Yukoは空気を読めないものですから「大丈夫」と答えます。

だもんで、登山家でもないのに決死の覚悟で登るわけです。

台風じゃないかってくらいの風の中をおよよよと風に押されながら。

およよよよと左へ、およよよと右へ。まっすぐに歩けません。

下山してのち、雨がぽつりと。

あわててカッパを着たら、ガビガビにカビてました。

ずいぶん長いこと着てなかったからね〜。

哀れなり、カビたカッパを着るYuko。

以降、メモと写真です。

9時45分出発。

海の水は、南国のように透明です。

済州島の名物は、海女さん。

意外な名産は「おちてぶ」です。

また、「おちてぶ」が!

またまた「おちてぶ」が!

誰だかわからない青年↓

この人も↓

路傍のみかんは、勝手に持ってっていいんだろうか?

そこんところがよくわからない。

漁師たち↓

水族館があるカフェで、ひと休みします↓

夕方、宿に着きました。

小さな一軒家です。

民宿みたいな佇まい、お母さんがアルバイトで部屋を貸している感じです。

ここなら安いべと思ったんだけど、

ひとり5,000円(50,000ウォン)もしました。

ボクらの予算は、ふたりで5,000円。

ごめんなさいと謝って、次の宿へ。

レンガとタイル貼りの立派な2階建ては、

意外にも二人で5,000円(50,000ウォン)です。

宿の値段は、見かけじゃわかりません。

オルレの法則を見つけました。

お腹が空いていないときは食堂がたくさんあって、お腹が空くとコンビニすらない

近所に食堂がないので、晩御飯はコンビニです。

  • 宿:FEELING GOOD HOUSE
  • 朝→  買い食い:パン、オレンジジュース
  • 昼→  自炊:コンビニの店先でカップ麺
  • 夜→  自炊:カップ麺/コンビニのレトルト食品チキンソース煮

おしまい。読んでくれてありがとう。

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