殺しても死なないような人だったのに。
仕事がテンパってしまい、仙台2泊目。
ホテルに籠城して働いています。
このホテル代を見積もりに忍ばせられないか、そんなことを二日酔いの頭で考えながら。
パウルが亡くなりました。
オランダ人の旅友で、同じ歳。
殺しても死なないような人だったのに、自分の心臓には勝てなくて。
コロンビアの売春宿で○○○○をしてたくらい心臓が強かったのに。
ボリビアの刑務所に入ったくらいタフガイだったのに。

本当は、いつもドキドキしていたのかも。

仕事がテンパってしまい、仙台2泊目。
ホテルに籠城して働いています。
このホテル代を見積もりに忍ばせられないか、そんなことを二日酔いの頭で考えながら。
パウルが亡くなりました。
オランダ人の旅友で、同じ歳。
殺しても死なないような人だったのに、自分の心臓には勝てなくて。
コロンビアの売春宿で○○○○をしてたくらい心臓が強かったのに。
ボリビアの刑務所に入ったくらいタフガイだったのに。

本当は、いつもドキドキしていたのかも。

山形県の天童市へ。
ウユニ塩湖を一緒に駆け抜けた旅友、KYちゃんと会うために。
18年ぶりなのにぜんぜん変わってなくて、むしろ背が高くなっていて。
一滴もお酒を飲んでいないのにどんな酔っ払いにも負けないテンションで、あっちこっちに電話してました。
「いまねー、Yukoさんと44さんと飲んでるんだよ」って。
やめなさいって酔っ払いの電話は迷惑だから。って飲んでいるボクがしらふのKYちゃんを嗜めても意味なくて。
その電話で分かったことは、
イースター島で会った旅人Aくんは、高田馬場で働いている。
モスキートネットを持っていたBくんは軽井沢に別荘を持っている。
ライダーのCくんは造園会社の社長さん。
旅の途中でサスペンションが壊れた(と思うんだけど)Dくんの家には、山があるどころか川も流れている。
EくんはFくんはGくんは……
同窓会を開きたいもんです、「あのころ南米で」とかいうの。

山形県の天童市にいまして。
こんなところに……、と言っては叱られますが、われら一族のお墓は佛向寺なるお寺にあるのです。ホテルからたった850メートルのところに。
呼ばれているような気がして、お墓参りに。
天童藩の家老だった吉田大八公のお墓より本堂に近いところで苔むしてまして、もしかしたらわが家の先祖は家老より偉かったんじゃないかと夢を膨らませて、合唱。
先祖のお墓に手向けても何を祈ったらいいのかわからず、とりあえず商売繁盛をお願いしました。
お門違いだったらごめんなさい。
でもって、お供えを持ってきてなくて申し訳ありません。
ちなみに吉田大八公は将棋の駒作りを特産品にして藩の窮状を救った立役者ですが、その後失脚して切腹したそうです。
山寺を観光。

鳥居に向かって手を合わせます。
商売繁盛でお願いします。
鳥居に神様はいないような気がするけど。
今夜は車中泊です。
道の駅湯西川で。
温泉付きだけど遅く着いたら入れない、ということを知りました。
お風呂を掃除しているデッキブラシの音が狂ったようにするけど、周りにエンジンをかけた車がないので、静かな夜。
山々に囲まれ木々の薫香、若干馬糞の香り。

命懸けで車中泊しました。
昼間の天気は、熊谷市ほか4都市で40度越えという今年一番の異常気象。
夜になっても熱気は冷めやらず、30度超えの熱帯夜はブラウン運動ほどにも風は吹いてなくて、一時停止ボタンを押したように景色が止まっています。
でもってエンジンが冷えないから暖房が入ったような軽自動車なのに、エアコンは壊れているのです。
ほぼサウナ。
ほかの車はどうしてるかとあたりを見渡せば、車中泊なんかしてるのは僕らだけ。
みんな逃げたみたい。
だよね。
炭火の遠赤外線でじっくり焼かれる子豚のように汗をダラダラ流して、ぜんぜん眠れないのに次第に気が遠くなりました。
明日、目が覚めたら奇跡です。
おやすみなさい……、というかさようなら。

まだぜんぜん朝じゃない早朝の前の前、目が覚めました。
死んだかと思ってたけど、生きてました。
パンツが汗でぐっしょり濡れていて、お漏らしおじさん状態で。首のまわりにラードのような汗がこびりついていて。
昨日は、風のない熱帯夜にエアコンもかけずに車中泊して、ぜんぜん眠れないまま意識を失ったものです。
しかしまあこうして生きているということはまだやり残した天命があるようです。
一度死んだものとして、今日から第二の人生を頑張ります。
とりあえず、腹減ったんで朝飯です。
ファミレスのCOCOSに入ったら、990円の朝食バイキングしかありません。
朝っぱらから食べ放題なんかしてると死にかねない歳ですが、第二の人生は体力作りから。
うどん、おかわり!
東京に向かいます。
何度も言いますがエアコンが壊れてるんで窓を開けてるんだけど、窓を開けている車なんて一台も走っていません。
窓からの風はドライヤーを浴びてるような火炎地獄ですが、閉めると火葬場だもんで。
東京に着きまして、某所某宅で預かってもらっていた「東京生活詰め合わせ」段ボール一式を受け取ります。
いつもすみませんねー、とお礼を言う口も乾かぬうちに、いろいろお土産をいただいて恐縮です。
高田馬場で荷物を下ろし、甲州街道を遡ってあきる野市へ。
935ちゃん家の庭に車を置かせてもらう作戦です。
餃子とか坦々麺をご馳走して、これでひとつよろしくお願いします。
明日から東京生活&第二の人生、涼しくなりますように。
おしまい。読んでくれてありがとう。
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