発電機は死にました。
昨日、シベリアの荒野の真ん中で車が動かなくなりました。
ということをFacebookに投稿しましたが、その後、Facebookが開かなくて返事を書けません。
ロシア政府がSNSを規制しているので、 Facebookはそもそも見ることもできないのです。
無事ですか? なんだったらロシアのしかるべき機関に連絡をとりましょうか?とメールが届き始めました。
はい、大丈夫です、ボクらは生きてます。でも、車は逝ったかもしれません。
今日メカニックに車を診てもらいますが、部品が必要だったら、ボクら死にます。
お昼、メカニックのおじさんより診断がおりました。
発電機は死にました。寿命です。

新品は手に入りません。中古があるか、ほにゃららら市場で探します。
こんな僻地に軽自動車の部品なんてあるわけないじゃん!
絶望したましたが、意外にあるもんなんですね。

車は復活し、ついでにベルトも交換し、夕方前に出発しました。
お世話になった警察官と握手をして。
スピードを上げると、チューンとターボのような音が出るようになりましたが、気にしないことにしましょう。
ガスステーションに24時間使えるトイレがあったので、車中泊します。
とても凍れる夜。
シベリアの夜。