犯人は、魚屋のオヤジです。
鮭を探してメディナ(旧市街)の魚市場を覗いたら、顔なじみのオヤジに手招きされて、
「これ、食ってけ!」
て、仕事した感の溢れるその手を開いたら、魚フライ。
美味いんだから、これって。
いや〜、今日日、コロナが怖くて人の生触りしたもんなんか、よー食えませんわ、とは言えなくて、ごっつぁんです。
もぐもぐ。
もしコロナに罹ったら、市場の入り口のすぐ左のオヤジが犯人です。
メディナから漁港へ。
エッサウィラの港はお手頃サイズで、こんな感じです↓
ここでも魚とかを買っています。
「おやじー、なんかいいの入ってない?」って。
ま、正直言うと、アラビア語は話せないから、
「そこの中国人、これ、買ってけ!」
って言われてるんですけどね、一方的に。
そんな気さくな男衆ですが、やっぱ海の男です。
ときどき荒ぶる。
今日は、殴り合いをしてました。
ペットボトルで。
ペコッペコッって。
モロッコの海の男は、日本の田舎の高校生より平和です。
今日、仕入れたのは↓
カニ。
このビッグサイズ2匹で、600円(50MAD)。
繰り返すけど、この巨大なのが2匹で600円。
お買い得だと思うでしょう、でもですね、汚いから家に帰って洗って
鍋に入りきらないので、アルミホイルで蓋をして、
いただいたわけですが、1匹はムッチムチに身が詰まっていて美味しかったけど、もう1匹は身がスカスカでした。
立派な二の腕を砕いても、身が詰まってない。
意外に、瘦せぎす。
ブラジャーが立派だったって感じ?
カニは捕まった瞬間から痩せていくって聞いたことがあるけれど、それかも。
600円払って、一勝一敗。
カニ道は、奥が深い。
昨日のモロッコの陽性者は、
1,517人(死亡36人)。
エッサウィラは、8人。