ラテン語をキリル文字で訳してどうすんの?
ボスニア・ヘルツェゴビナの名物は、カメムシです。
窓を閉め切っているのに、どっからか沸いて出てきて飛び始めます。
ただ黙って飛んでるぶんにはこちらも黙ってやり過ごすってもんですが、激しく窓ガラスにぶつかるんです。
そのまま撃沈してくれれば微笑ましいんだけど、二度三度と果敢に窓ガラスにアタックして、どこへ行きたいんですかね?
羽を覆う甲冑が固いから、ガラスに当たるとけっこううざい。うるさい。耳障り。
臭いから助けてあげる気にも慣れないし。
カメムシ、好きになれない虫です。
最近疲れてまして。
というか、去年の秋から。
慣れない本を書いて、忘れていた旧友旅友見知らぬ人をほじくりかえしてSNSで楽しい団欒を過ごしていたのですが、登場人物が多すぎて処理できなくなってきました。
で、おっさん、元気だそうよ!ってんで、町一番のレストランへ。
土曜の夜だというのに、というか土曜の夜だからか、満席。
舐めんなよ、と意味もなくイキがって、勝手知ったるかのようにワインを頼んでメニューを開いたら、左のページはラテン文字。
まったく読めない。
こういうときはたいてい対抗頁は英語と相場が決まっているのですが、キリル文字でした。
メニューに、伝えようという意思がぜんぜんない。
恐ろしい国です、ボスニア・ヘルツェゴビナ。
しかたがないからGoogle翻訳のカメラ版で解読して食べるものを決めたんだけど、注文するときに泡くって、
「隣の席と同じモノにして!」
お肉のミックスコースが来ました↓
てんこ盛りっ!
これでたったの2100円!
恐ろしか国です、ボスニア・ヘルツェゴビナ。