日本を追い抜きました。

ハバロフスク3泊目。

そういえば、ハバロフスクに入って時差が逆転しました。

こちらの方が、日本より1時間未来です。

と言ってもわからないですよね。

たったいまハバロフスクは夕方の17時なんですが、東京は16時なんです。

ジョージアからロシアに入国したときは、6時間も遅れをとっていたのに。

7時間分も長生きしたのか、短命になったのか。

ハバロフスクは晴れ。

  • 宿:Spi Zdes Mini-Hotel 8,663RUB /3n, Double Room Shared BD Shared K WiFi Street P
  • 朝→  自炊:パン、ハムと卵焼き、キャベツ
  • 昼→  自炊:スパゲティ・ペペロンチーノ
  • 夜→  自炊:インスタントラーメンにワカメと卵焼き

海外で起業したいなら、おにぎり職人。

広い部屋に引っ越して、延泊します。

ハバロフスク4泊目。

外食したくて近所を散歩したけど、ぜんぜんお店がないです。

スーパーマーケットで、おにぎりを売ってました↓

具はなんだかわからないけど。

海外で起業したいなら、おにぎり職人というのも悪くないかも。

寿司より簡単そうです。

  • 宿:【引っ越して値上がり?】Spi Zdes Mini-Hotel 8,663RUB /3n, Double Room Shared BD Shared K WiFi Street P
  • 朝→  自炊:パン、クロワッサン、ハムと卵焼き
  • 昼→  自炊:スパゲティ・ペペロンチーノ
  • 夜→  外食:牛肉の串焼き、オレンジジュース

お便り

  • 体調整えて、いよいよ帰国ですね。ご安全に。
    つまらないことに気がついたのですが、フッダーのところにある、現在地のハバロフスクは、このソフトの上では
    「ヨーロッパ ロシア」なんですね。ユーラシアのことを言っているのかな?

いま、ラーメンだけは食べたくない。

ハバロフスク5泊目。

中心街を散歩していたら、一等地に立派なラーメン屋さんを見つけました。

看板に「Hot Ramen」とあります。

高田馬場のしょぼいラーメン屋さんよりはるかに一流感を醸し出した佇まいがありながら、ホットなラーメンとは食欲が萌えてこない残念なお名前です。

それでもラーメンと聞けば入らずにはいられない体質なもので、心身ともにひきつけられつつ、ちょっと待って。落ち着いて考えよう。あと10日もすれば日本です。なにもここで急いで食わなくてもいいでしょう。

いまホットなラーメンを食べれば、たとえそれが美味しくても、鳥取県の境港で食べるラーメンの感動を薄めかねません。

目を瞑り、鼻を閉じ、お店の前を素通りしました。

さて晩飯は何にしましょう。

戦争前はマクドナルドだったお店とか、戦争前はKFCだったお店とか、中華とかメキシカンとかいろいろありますが、なんとなくベトナムレストランへ。

あらゆるアジアをぐちゃぐちゃに混ぜたような、統一性のないデザインの店内は、おしゃれといえばおしゃれ。

メニューを開くと、半分以上がラーメンでした。

ほかのお客さんのテーブルを見たら、みんなラーメンを食べてまして。生春巻きとかもありますが、事実上、ラーメン屋さんです。

神はどうしてもわたくしめにラーメンを食べさせようとしているか!、とは思ったものの、

チキンカツカレー、ください。

アムール川の向こうは、

中国です。

  • 宿:【引っ越して値上がり?】Spi Zdes Mini-Hotel 8,663RUB /3n, Double Room Shared BD Shared K WiFi Street P
  • 朝→  自炊:パン、ハムと卵焼き
  • 昼→  自炊:スパゲティ・ペペロンチーノ
  • 夜→  外食:生春巻き、キムチ、チキンカツカレー

お便り

  • 長旅お疲れ様でした。
    愛車の勇姿、アップいただきたく、お願いいたします。
    また、出国時のデポジットが戻った折りには、愛車のお手入れ、化粧直しなどしてあげたらと存じます。
    日本の軽自動車、偉大ですね。

    • ホント疲れました。
      リモートワークしながらのシベリアドライブはたいへんです。
      車検が難しければ、愛車のChin号!は化粧直しどころか洗車もされず、廃車です〜。
      ここ数年、ロシアやジョージアに中古の軽自動車が輸出されているので、もしかしたら、将来は世界基準になるかもしれませんね。
      もう、部品に困らないかも。

天上界から虹の花輪が届きました。

今日はあんまり走るつもりはなかったんですが、インターネットを探しているうちに、なんだかんだと550kmも走ってしまいました。

シベリアの東側はインターネットが行き届いてなくて、仕事のメールを送れなくて少し焦ってたもんで。

次回ロシアを走る時は、イーロンマスクの衛星インターネット「Satrlink」を使います。

と思ったけど、ロシアは圏外でした。

さて、今夜は最後の車中泊です。

10年にもおよぶ地球半周ドライブの。

軽自動車で12万kmも走りまわった、ラストナイトなのです。

あっちこっちから祝電が届きまして、天上界から虹の花輪が届きました↓

神さま、いつもお世話になります。

手にすることはできませんが、ありがたく花輪を頂戴いたします。

粗品は幸運とか金運とか、とにかくHappyな「運」の詰め合わせでお願いします。小学生じゃないんだから、うん⚪︎はやめてください。

花輪の下のブロッコリーはシベリアの森です。

まっすぐ突き抜けると北極海に着きますが、道はありません。

明日は、ゴールと言ってもやぶさかではないウラジオストクです。

6月4日のフェリーに乗り、2日後の朝、鳥取県の境港に上陸します。

鳥取県にはひとりも知り合いがいないので、12万kmも走ったわりにはお迎えはゼロ。

寂しいから鳥取新聞にでもメールしとこうかな。

  • :食堂の駐車場で車中泊|Lastochka /Sleeping in the car, Cafe WiFi BR
  • 朝→  外食:ハム卵焼き、Yukoはクレープ?
  • 昼→  外食:牛肉の煮込みとマッシュポテトとサラダ、Yukoは豚肉とご飯とサラダ
  • 夜→  外食:ショルパとパン、ショルパ、茶

お便り

  • 感慨深いですなぁ。。。

      とうとう・・・
     
    ご無事でなりより。 無事で帰国を。
    やりましたなぁ〜。 あっぱれ。

  • つつついにー!!!
    やっべー!

    • もうすぐですね!
      堺港へは日本時間で土曜日着ではないのですか?

      • お疲れさまです、哲平さん。
        えっ!
        土曜日着なんですか?
        本当に?
        その情報はどこですかね?
        フェリー会社のHPは、ものすごくわかりにくいんです。

    • ややややや、やっべーよ。
      ジャパンで待ってまーす。

10年かけて、ゴールイン(仮)!

昨夜は、地球半周ドライブの最後の車中泊でした。

最後のボットン式トイレは、珍しく赤茶色のレンガ作りでおしゃれ!と喜んだのも束の間、新築時はどうだったか知りませんが、今や昔。ドアを閉めたら2度と娑婆に帰って来れないような、幾層にもこびりついた怨念、湿り気、ぬめり、鼻にまとわりつくブラウン運動。

勇気を振り絞って中に入るもドアは閉められず、穴に向かって一歩進み、半歩下がる。へっぴり腰になり候。目は焦点が合わないように半目ゆえ、道半ばにて穴に届いてなかったやもしれず。歴史はこうして重なってゆくんです。

今日は、地球半周ドライブのラストランです。

思い起こせば、稚内からフェリーに乗って樺太へ渡ったのが10年前の2015年。

先週だかシベリアのど真ん中で故障して心配させてくれましたが、よくぞここまで走ってくれました。相棒の「Chin号!」に、暖かい拍手をお願いします。

ウラジオストクまで、280kmです。

あとひと踏ん張り、頑張りましょう!

とか言ってるうちに、着いちゃいました、ウラジオストクに。

極東最大の軍事基地は、春。

民泊みたいなマンションにチェックインして、夕方、街に繰り出します。

ロシアは、下手な欧米より綺麗です。

中国のようにゴミが落ちてない。ドイツのように昼間っから酒を飲んで寝転がってる酔っぱらいとか、アメリカのように目が逝ったジャンキーとか、メキシコのようにお金を乞うおじさんとかがいない。

観光客はいるけれど邪魔になるほど多くないし、平和。

意外な人に会いました↓

Yukoの愛読書「イワン・デニーソヴィチの一日」を書いたアレクサンドル・ソルジェニーツィン。

あのフルシチョフが、ウラジオストクを「ソビエトのサンフランシスコ」にすることを要求してたとかで、その名残りの「金閣橋」↓

潜水艦「C-56」↓

火鍋を食べながら、「濾過?」していないとかいうビールで乾杯。

鳥取県の境港に上陸してラーメンを食べるまでは旅が終わったとは言えませんが、お疲れさまでした、Yuko。

来年は、アルバニア?

それともポルトガルにする?

  • 民泊:Yevro v novom Zhk Solyaris Flat 9,288RUB /3n WiFi P
  • 朝→  外食:ハムと目玉焼き、汁なしペリメニ、茶
  • 昼→  外食:ふたりとも牛肉フォー
  • 夜→  外食:火鍋とビールとジュース

おしまい。読んでくれてありがとう。

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