宝石から、ヨーロッパで一番美しくない首都へ。
引っ越し日。
アドリア海の宝石と呼ばれるコトルに別れをつげて、ヨーロッパで一番美しくない首都と呼ばれているポドゴリツァへ。
以前、「駐車場に、船を留めないでよ!」
「ボクのお花畑に無理やり突っ込まないで!」
って豪華客船に文句を言ったもんですが、
町の反対側から見ると、ぜんぜん余裕。
傾いた蝋燭をどっちから見るか、みたいな話でした。
ロブチェン山(Lovcen)の九十九折りを丁寧に登っていくと、
豪華客船がどんどん小さくなります。
豪華客船が20隻くらい突っ込んできても、余裕のよっちゃんでした。
峠を越えるころ、左側にアドリア海が。
見えないけど、対面はイタリアのアキレス腱あたりです。
80kmほど走って、ヨーロッパで一番美しくない首都ポドゴリツァに到着。モンテネグロは四国より小さいので、どこへ向かっても近くて便利。ドライブ向き。
新居は、町外れのAirbnb。
ウェルカムドリンクはワインとケーキ。
冷蔵庫の牛乳は、たぶんウェルカムミルク。
リビングテーブルに色とりどりの毒々しいゆで卵があって、イースターだからウェルカムエッグ。
青いゆで卵とか、ぜんぜん食べたくないけど。
キッチンのコンロの上にコンロという謎の段々。
ギター2台。
Airbnbに、駐車場は“on premise(敷地内)”とあったけど、
どう見ても空き地じゃん!