なぜ、美術の先生が女給を?
町までタクシーに乗って、保険屋さんへ。
雨が降ってるもんで贅沢しました。
贅沢と言ってもタクシーの初乗りは200円以下で、3km走って510円(190MKD)。そのくらい笑って払えるほど稼いでいます。
そうそう、そのタクシーの運転手が、俺、日本人の友達がいてさあ、サッカーの選手なんだけど、日本人同士でお喋りしたいだろ?って電話をして、おじさんっ、ぜんぜんしたくないです。
サッカー選手、電話に出なくて幸いでした。
それはさておき、車の保険を延長します。
15日間で50ユーロ。
円安の真っ只中だというのに。
そのあとは、カフェで仕事しました。
Yukoが漫画を描いてたら、ウェートレスが興味津々で覗き込んできて。
わたし、トルコで美術の先生だったのって。
それなのになぜこんなところで女給を?
とは訊けず。
事情があるんだよね、きっと。
生々しい事情が。
と、そんなとき、窓の外を歩いている東洋人の男性。
あの人、サッカー選手じゃないのかなあ。