ギリシャを目指して、南へ下ります。
幹線道路は忙しないから、わざわざ山を越えて。
行き交う車は少なく、やや紅葉。
今夜から4泊、ベラトという町の民泊に泊まります。
なんちゅーことのない田舎町のようで、トルコ帝国時代の町並みが残る世界遺産です。
オレンジだらけの俺ん家の庭↓
ざくろもざくざく。
オーナーが、いくらでも食っていいぞって、If you want.
みかんは皮を剥くのが面倒だからいいっすって断りかけましたが、Yukoが剥きます。精一杯腹いっぱい食い尽くします。
夜の散歩。
どの家も塀が高くて中を窺い知ることができず、ただただ辛気臭い石畳が続きますが、たぶん全裸で歩いても襲われそうにないでしょう。
エクレアを買って帰りましょう。
オレンジを食べながらネットフリックスを観ましょう。
１日中、雨。
アルバニアはオスマン帝国時代が長すぎたせいでヨーロッパで一番イスラム教徒が多いのに、肉屋の看板は決まって豚の写真だし、ワインはどこでも買えます。
社会主義だったのにソ連や中国と仲違いして、拗ねて鎖国しつつもイタリアとの国境は開いていたのでピザとスパゲティは一丁前です。
すでにNATOの一員とはいえ、いつかはEUに入れほしいと加盟交渉中。そんな立ち位置なものですからヨーロッパで一番物価が安いです。
首都に行けば中華料理が食べられて、白菜も売っています。
生ビールは、大ジョッキで220円！
オレンジとザクロは食べ放題。
猫もいるし。
ボクらの楽園は、ここかも。
といったことは、ノマドが殺到するかもしれんから、誰にも言わんとこ。
ややこしいことを書きます↓
このブログを書いている今日月曜日、AIR-G’ FM北海道 80.4の「Be My Radio」に生出演。パーソナリティの鈴木彩可さんがこの「旅々、沈々。」を紹介してくれました。ごっつぁんです。
ということで、今初めて「旅々、沈々。」読んでいる人がいるかもしれないと思うと、身が引き締まります。が、この記事は日曜日です。って、自分でも何を言ってるのかわかりませんが、重要でないことは確かです。
とりあえず、こんにちは。
2005年から海外を放浪している夫婦モノで、１日も欠かさず旅日記を書いています。
先日、日本のテレビ局から「番組に出ませんか？」みたいなオファーが来ましたが、東京へ行く飛行機代と滞在費がなくて出られません。
パーソナリティ阿野洋介さんが、テレビに出ると「今夜世界が終わったとしても、ここにはお知らせが来そうにない。」が5倍は売れる！って言ってくれたんで、誰か、使ってない飛行機があったら貸してください。運転手付きで。あと、東京で寝るところも。
晴れ。
おばあさんは（Yukoのこと）、洗濯しに洗濯機置き場へ。
おじいさんは（ボクのこと）、オレンジをもぎに庭へ。
庭の果物は食べ放題なので、食べなきゃ損です。
ザクロがぱっくり割れて、わたしも食べてくれ〜言うとります↓
午後、旧市街まで散歩しました。
一応、世界遺産ですから、見とかにゃ損です。
2kmも歩くと、オスム川にぶつかって左手に山脈。
観光地は「千の窓」とか呼ばれている旧市街なんだけど、それはいったいどこなんだろうか？
ここですか↓
それともここかな↓
と、熊に訊いてもわからない↓
どこかにお城があって、（調べてないから間違ってるかもしれないけど）ビザンチン帝国の遺跡かなんかで、そこから見下ろすと絶景みたいです。
でも、もう日が暮れてきたので明日にします。
インゲン豆とエクレアを買って帰ります。
といった旅日記です。
面白くないかもしれませんが、３年も続けて読むと慣れますから。
よろしくお願いします。
今日は、盛りだくさんです。
何から話そうかなって気分なんですが、まずはラジオ出演から。
AIR-G’ FM北海道 80.4の「Be My Radio」に出ました。
3月6日の世界一周記念日にお呼ばれしてから、９回目の出演です。
朝6時、気温1度のアルバニアから
お話を聞かせてくれた石澤さん。
▶︎ @tabichin_manga
借りている一軒家の庭には
ザクロとオレンジがなっているそうです🍊📖 今夜世界が終わったとしても、
ここにはお知らせが来そうにない。https://t.co/8PfiqiLH6c☑️Bloghttps://t.co/cw5DrtmZjG#ビーラジ https://t.co/JzB0cyuIOb pic.twitter.com/wGfvmrR7LZ
— AIR-G’ Be My Radio (@AIRG_BeMyRadio) November 27, 2023
今日も石澤さん@tabichin_manga のお話
面白かったです☺️— lapis(ラピス) @函館のひよこ🐥 (@Smiling1_) November 27, 2023
隣のおばあさんから、ザクロをいただきました↓
「こんにちは」すら言えない不束者のボクらですが、おばあちゃん、これからもよろしくお願いします。
昼間、安食堂に入ったら、見知らぬおじさんがビールとジュースをご馳走してくれました。
どうしてみんなボクらに優しいのっ!?
えっ、なんで？
あいかわらず「こんにちは」すら言えませんが、ありがとうございます。
旧市街とお城のあたりをぶらぶらと散歩。
おちてぶを見つけて撮影したり、
旧市街の小道を歩いたり、
小さな教会で手を合わせたり（神さま、テレビ局からオファーが来たんだけど、飛行機代とか宿代がないんですよ。なんとかなりませんかね？ そんなことを願いました）、
ベラティ城まで、あと少し。
休むYuko。
新市街方面です。
平民はどんな暮らしをしているのかとよくよく目を凝らせば、窓に熊の人形がっ↓
アルバニアというところは、なぜか外にぬいぐるみを飾るんです。
たいてい風雪にさらされて汚いんだけど。
幸せを導いてくれるようには見えないし、悪魔祓いにもなりそうにないし、なんなんですかね？
って、トモリ山に訊いても答えちゃくれない。
歩き疲れたので、タクシーで帰ろうかなった思ったら、ロバでした↓
家に帰ったら、どういうわけか門が開かないのです。
鍵穴に鍵は入るけど、回らないのです。
どうしたらいいの？
今日は、アルバニアの独立記念日です。
だからどうだというわけではありませんが、肉屋さん、営業してました。
これは意外。祝日なのに。
2日前は日曜日なのにスーパーマーケットが営業してたし、意外に働き者です、アルバニア人。
これ、EUに入ったら残業代五割り増しみたいなのがやってきて、休日とか夜は休みになるのではないかと思います。
素人の予想ですが。
そこんとこ、よろしく。
おしまい。読んでくれてありがとう。
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