
ドアが開かないですよ、ほらっ
昨日エッサウィラを旅立ったというのに、朝一番で戻ります。
車のスライドドアが開かなくなったので。

いつものメカニックを訪ねて、このドアが開かないんですって英語で言っても通じないから、ほら、見てて、このドアね、こうやって力一杯引いても開かないんですよ!
ガンッ!って力を込めて見せたら、開きました。
…………。
でもまあ、そこは察しのいいメカニックです。
言いたいことはわかった。けど、ここでは直せんから、薬屋の向こうのメカニックへ行けって。
で、薬屋の近くのメカニックに、このドアがぜんぜん開かないんですよ、ほらっ!
って力を込めたら、開きました。
…………。
これって、何の法則ですか?
シディカウキというサーファー御用達のビーチへ。
評判のキャンプ場は休業中だったので、誰も評価していないだだっぴろいキャンプ場へ。

キャンピングカーの隣に泊まります。

暑いんで影をわけてもらう作戦だったのですが、影はあらぬ方向に向いてしまい失敗。
風が強いので、ブロックを拾ってきてストーブを囲みます。
昼飯にスパゲティを茹でます。

2年半ぶりにストーブを使うので、ちゃんと火がつくものやら心配だったんだけど、カラダが覚えていました。

知らない娘さんが、お尻を突っ込んできた。
昼飯は、名もしれぬ町のタジン。

少年に30分でできるから待っててって言われてそのまま1時間以上も放置されたけど、ま、いいや。それが旅ってもんです。
食べ終わってお勘定をお願いしたら、160MAD(2,000円)だって言われまして。
高くね?
え、そうかい?って言ったあとで、90MAD(1,170円)に下がりました。
名もしれぬ町の名もしれぬ親父、信用ならんです。
引っ越し先のキャンプ場で、
「おー、久しぶりじゃん!」
って声をかけられました。
5年前に来てたよねーって。
この顔を覚えてるの?
東アジア系の男としてはもっとも特徴のないステルス顔なのに。すごい記憶力ですね、ボクはおじさんの変な顔、ぜんぜん覚えてないけど。
Yukoとベンチに座ってパソコンしてたら、ボクらの間に座る娘さんがいまして。
わざわざ。
狭いのに。
無理やりお尻を入れてきて。それがけっこう大きなお尻で、ぐりぐりと肉弾攻撃。
なんなのあんた?
って訊く前に訊かれました。
あんた、この人(Yuko)を指差して、お父さん?
夫です、同じ歳です、高校の同級生です。

途中からマレク嬢が加わって、休みなく話しかけてくるんですよ、フランス語かアラビア語で。
こっちは英語かスペイン語か日本語だから、5カ国後が飛び交う国際会議です。
なに言ってんだかさっぱりわからんけど。
今晩のキャンプ場は、海の前。
崖っぷち。

そういえば、屋根に9本もタイヤを積んでいます。

海まで歩いていけるけど、プール付きのキャンプ場。

泳がないけど。

Chin号!のまわりだけ誰もいない。
連泊して、仕事をします。
近所のおっさんグループに招かれて、お茶とスイカをご馳走になりました。
「うちのあの車、660ccなんですよ、小さくてすごいでしょう?」
って言ったら、
「俺のメルセデスは2020年製、新品だぜ」
って威張られました。
昨日の女の子がやってきて、
「そのiPhoneいくらすんの?」
って訊くから、テキトーに
「400ユーロ」
って答えときました。
SONYだけど。
レセプションの横で仕事。
カフェで仕事。
夏休みシーズンだからキャンプ場は激混みなんだけど、Chin号!のまわりだけ誰もいません。

今日は水平線が溶けてて、海だか空だかわからないけど、大西洋です。

圧倒的にシーチキンの勝ち。
香港人のベニからトマトオムレツを教わって以来、毎日のように食べています。
そういうところ、ボクら素直です。
今日の昼飯は、このあたり↓

魚屋で魚とかイカとかを買って、炭火で焼いてもらうシステムです。
でもシーフードという気分じゃなかったので、60MAD(782円)の羊タジンをふたりで分けました。
残ったパンは持ち帰って、翌日の朝飯にします。
今夜のキャンプ場は、乾いた山の中。

なんか知った顔の親子がいるなあと思ったら、3日前にほかのキャンプ場でお隣だったファミリーでした。ハイチ&モロッコのカップルで、フランスに住んでるって。
照れるなあ、3日前から着替えてないんで(正確には5日前から)。
カフェの庭にネコ花壇。
どこかに家を持ったら、これ、真似たいです。

キャンプ場はプール付き。

泳がないけど。
カフェで仕事して、8時半の日没にあわせて晩飯を作って食べ、お茶を飲んで茶碗を洗ったら、ほぼ10時。
軽自動車のなかで動画を観てたら、あっという間に深夜になります。
おやすみなさい。
あ、そうそう、晩飯はスパゲティに「めんたいマヨソース」とシーチキンを入れたら、

圧倒的にシーチキンの勝ち。
めんたい、頑張ってほしい。