神さま頼みます、たまには人の話を聞いてください。

神さま、たまには人の話を聞いてくれませんか、という話で。

今日は、フェリーでサントリーニ島へ渡ります。

船着場でフェリーを待つChin号!

車でフェリーに乗り込むとたいてい2階の駐車場へ誘導されるのだけど、これがけっこう厄介です。

2階へのスロープは見上げるくらい急で、悲しくなるほど長くて。

前の車につかえて坂の途中で止まることになれば、坂道発進をしなければならないのです。

坂道発進(((((((( ;゚Д゚)))))))

どうやるんだっけ?

毎回、全速力で考えます。

できないわけじゃないです、こう見えても昭和の漢ですから。サイドブレーキをひきますよね、で、ひとまず深呼吸するわけです。すーはーすーはー。落ち着いたところで、アクセルを少しずつ踏みながらクラッチを戻します。足の裏にトルクを感じたら、静かにサイドブレーキを戻す。

書く分には簡単だけど、手順通りにできないのです。エンストが怖くて。たいていクラッチに繋がらないうちにサイドブレーキを戻してしまい、坂を下ります。先週もPAROS島で坂を下って九死に一生を得てました。

だもんですから、まず、障害物になりかねない前の車が上りきるのを待ちます。じっと待ちます。すると交通整理みたいなお兄さんがやって来て、さっさと行け!と怒られるけど、聞こえないふりをします。これが辛い。でも、我慢のしどころ。

けどやがて罵声に耐えきれなくなって、見切り発車することになります。

そこで神さまです、神さま、すみません、聞いてください。なにとぞなにとぞなにとぞ、スロープの途中で止まることがありませんようにと祈りながら、ローギアで一気に駆け抜けます。

……ら、2階に上がる寸前で交通整理みたいなお兄さんがひょいっと出てきて、「待て!」

ゴールの1メートル手前で停車させらるのだから、神さま、頼むよ。

たまには人の話を聞いてよ。

なんのためにいるんだよ。

サントリーニ島に上陸しました。

山坂が多いです。

降りでブレーキを踏むたびに変な音が鳴ります。

グォーとか、ブォーとか。

どうやらブレーキパッドとか、そういうものを取り替える時期だぞって警告音ではないかと、とポジティブシンキング中。

前回ブレーキを修理したのはタンザニアなんだけど、はて、そのとき取り替えたのは前ブレーキだっただろうか、後ブレーキだっただろうか。ぜんぜん思い出せません。

記憶を探るために、当時の写真(Jul 11, 2018_Wed)を引っ張り出しました。

これは↓前ブレーキですよね?

どうやら取り出したみたい。

そしたら、こんな写真もありました。

↓後ブレーキかな?

どうしてこんな写真が?

買ったんだろうか?

後ブレーキも取り替えたんだろうか?

どうして、

指を指しているのだろう?

当時のボクは、今のボクに何を伝えたかったんですかね?

備忘録で写真を撮っているのに、謎は深まるばかりです。

  • 宿:Villa Agas 64€ /2n, twin room +WiFi
  • 朝→  自炊:パン、卵焼き、ポテトサラダ
  • 昼→  :食べない
  • 夜→  外食:中華(焼き飯、麻婆豆腐、缶コーラ2本)で24ユーロ(3,774円)

お便りを投函。ポトン

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