下着泥棒のようにこっそりと。
食料品の買い出しに。
ブレーキが瀕死の状態というか、ほぼほぼ危篤中なので、なるべく時速10kmで走れるような道を探して。
そんな道なんかあるわけないじゃんと思ってたんだけど、Yukoが見つけ出しました。
車一台走ってない、それでもちゃんとした舗装道路を。
旧ユーゴスラビアからこっち、住宅街の道路はグネグネにのたうちまわったあげく、行き止まりになるのがデフォなのです。だから奇跡の道なんです。
下着泥棒のようにこっそりとスーパーマーケットに到着。
這いつくばるように、ゆっくりと帰宅。
念の為お伝えしとくと、もうブレーキが効かないってわけではないです。大丈夫です、止まります。でも、断末魔の雄叫びが近所迷惑で、こちらにしても首を絞められているような気分になって、車が止まらないじゃないかと思うと、心臓が止まりそうです。
あ、ニンニクと生姜を買い忘れた。