ゴーギャンみたいな国境。

明朝、FM北海道の『Be My Radio』に「生」出演します。

たまにはアウトドアなところをお見せしようと、キャンプ場に引っ越しました。

が、その前に、アルバニアから北マケドニアに入りました。

北マケドニアなんて日本人の100人中1000人が知らないようなところへ国境越えするわけですから、そこそこ緊張したものですが、

「あんたたち、どこから来たの、どこへ行くの、なに者なの?」

ゴーギャンみたいなことを訊かれただけ。

イミグレのあとで車両保険に加入。お値段は15日間で50ユーロ(8,189円)。日銀の異次元緩和終了還元円安のおかげで、保険代が骨身に染みます。

ラジオのリスナーにワイルドなところを見せようと選んだキャンプ場は、オフリド湖に面しています。

ヨーロッパ最古の湖とのことですが、どう見ても新品にしか見えない透明度。

大きなアヒルが泳いでました↓

白鳥じゃね?ってYukoが言ってますが、アヒルと白鳥の違いなんて、誰がわかるというのでしょう。

キャンプ場のオーナーが、ウェルカムドリンクを振る舞ってくれまして。

ラマダン中だというのに、濃厚なコーヒー。

ムスリムだというのに、ラキヤというきっつーい蒸留酒も。

オーナー一家はアルバニア人で、お爺さんは農家だったそうです。

お父さんは、農業なんて時代遅れだ!と言ったかどうかは知りませんが、漁師に。でも残念ながら乱獲で鱒が獲れなくなり引退を余儀なくされます(やや深読み)。息子のRinoがキャンプ場経営に乗り出したわけです。

それがヒットして、この春、第二キャンプ場をオープンするって。

湖畔沿いに5000平米もの。

で、友達が大阪大学で数学を教えてるって。

そんな話はまったく関係なく、深夜から嵐。

翌朝、事件です。

  • キャンプ場:Camping Rino 15€ /pn +WiFi +E
  • 朝→  自炊:パン、卵焼き、サラミ、ピクルス
  • 昼→  自炊:お弁当
  • 夜→  自炊:昨夜の残りのチキンをインスタントスープに突っ込んで。

The Dog of the Bayじゃないですよ↑

この記事を読む前に、前日分を先に読んでください。

ま、たいして変わらないけど。

Yukoはたいした嫁さんだって話です。

FM北海道の『Be My Radio』に「生」出演するため、朝の5時に起きました。

ところが、Wi-Fiが飛んでない。

停電してて。

昨夜、嵐だったからどっか断線したんですかね。

これは困った。ネットがないと、「生」出演できないです。

番組みに穴を空けたらどうお詫びしたよいものか、道民のみなさま(ってほど期待されていないのは確かなんですけど)って悩んでたら、Yukoが

カフェに行こう!って。

朝の5時に?(バカなの?)

高級ホテルなら開いてるかもっていうポジティブ思考のYukoさん、朝5時にお茶を飲む人なんかいないでしょう。こんな田舎で。名もなき村で。

とは言えず、取り急ぎ4km離れた町の四つ星ホテルに行けば、オフシーズンで休館してました。

掃除中のカフェを見つけて窓越しに、ちょっと入れてよ、え、だめ、なんで、8時に開店だから。じゃ、とりあえずWi-Fiだけ貸して、あとで食べにくるからってお願いしたら、Wi-Fiはないって。

どっかにWi-Fiびんびんの早朝カフェはないかーって町のなかを走り回っても、一軒も開いていない。

ゴーストタウン。

ですよねー。

諦めたところで、YukoがスポーツジムのフリーWi-Fiを見つけました。

5分ほど遅刻したものの、番組に間に合ったのです。

でかした、Yuko!

たいしたお嫁さんです。

念の為、言い訳しときますが、フリーWi-Fiなんだから盗電ではないですよね、アヒルだか、白鳥さん。

  • キャンプ場:Camping Rino 15€ /pn +WiFi +E
  • 朝→  自炊:パンのみ
  • 昼→  買い食い:パン
  • 夜→  自炊:昨夜と同じチキンのスープ

こんなものがあると……

車中泊。

朝の6時に起きまして。

外に出て温かいお茶でも淹れようかと思ったけれど、雨。

どうしようか。

パンの買い置きがないから、8時まで待って、町のカフェでも行こうか。

と思ったけれど、9時と10時にオンラインミーティングがある。8時から11時ごろまでカフェに居続けるのはかったるいし、オンラインミーティングはついつい声が大きくなるから恥ずかしい。

お茶も飲まず、パンも食べず、11時まで軽自動車のなかにいるのも辛い。

んじゃ、引っ越しますか。

ちゃちゃちゃと荷造りして、予約していた民泊に8時50分までに移動しよう。

セルフチェックインだから、いつ来てもいいと言われてたし。

30kmしか離れてないし。

で、8時50分、このマンションです。

なかなか立派です。

敷地内駐車場は嬉しい。

路駐が当たり前のバルカン半島では、珍しいです。

部屋は最上階のベランダなし。

ワンルーム。右の机は我が家のキャンプ用です。

一泊28ユーロ(4547円)もするからか、部屋の備品にこんなものが↓

双眼鏡なんかあると、ついつい人ん家を覗いてしまうじゃないですか。

北アルバニアなんてどこの馬の骨かわからない謎の国で性犯罪で捕まったら、ちょっと武勇伝です。

でも、やめとけ。

  • 民泊:Krkulj Apartment 144€ /5n Entire apartment +WiFi +P
  • 朝→  自炊:食べない
  • 昼→  外食:ハンバーグ定食のようなもの/煮込み
  • 夜→  自炊:スパゲティ・ボロネーゼ

ったく、ドイツもこいつも。

朝の5時から仕事。

年寄りは朝が早いとはいえ、ノマドの鏡です。

年金もらうまで、頑張るぞー!

さて、先日、アルバニアのATMからお金が出てこなかった事件がありました。

その場でアルバニアの銀行に電話したら、うん、それは大丈夫、安心していいから、じゃーねー。だったのに、しれっと3万円ほど請求されました。

深夜の2時に日本のクレジットカード会社に電話をして、暖簾に腕押しみたいなオペレーターと押し問答して、何を訊いても柳に風的扱いを受けつつも、空気を読めないYukoが支払いを拒否。

なんとか、支払いを免れた件です。

その舌の根もかわかないうちに、今度はドイツ。

9月にドイツ旅行したときに、どっかのお城でクレジットカードをキャンセルしたんですが、請求されてました。

ちゃんとキャンセルしたから大丈夫、ダンケシェーンってウィンクしてたのに。

1470円(9ユーロ)も。

ったく、ドイツもこいつも。

さっそくうちのクレーム処理係Yukoが問い合わせメールを送信。

いまかいまかと返信を待っていたら、クレジットカード会社からメールが。

アルバニアのスーパーマーケットで使った分がキャンセルされました。

お金、いらないって。

1470円ぶん(917レク)。

金額的にほぼ同じ。

アルバニアは関係ないんだけど……

なんでそうなるの?

  • 民泊:Krkulj Apartment 144€ /5n Entire apartment +WiFi +P
  • 朝→  自炊:パン、卵焼き、ピクルス、サラミ
  • 昼→  自炊:ほうれん草のスパゲティ
  • 夜→  自炊:豚肉のステーキ、サラダ