それにつけても、待つ身の辛さよ。
四六時中外を眺めているのですが、郵便物は届かないです。
8日後の2月28日にはオーバーステイになってしまうので、小腸を雑巾搾りされているような心持ちです。
吐きそう……。
そういえば先日、キャンプ場のオーナーからハチミツをいただきました。
ありがとう↓


四六時中外を眺めているのですが、郵便物は届かないです。
8日後の2月28日にはオーバーステイになってしまうので、小腸を雑巾搾りされているような心持ちです。
吐きそう……。
そういえば先日、キャンプ場のオーナーからハチミツをいただきました。
ありがとう↓


郵便物『ちょっとした書類』を受け取りました。
税金を払うのに必要なもので、ひと安心です。
あとは、車のブレーキだけ。
ブレーキは税関で足止めを喰らって動きません。
なんか変なものが入っていると疑われているのか、ただ単に郵便事情が悪いのか、そもそも税関とはそんなものなのか?
Yukoがあっちこっちに問い合わせ電話をしていますが、優しく応えてはくれるのですが、ナニひとつ有効打はないのです。
そうこうしているうちにオーバーステイが近づいてきたので、断腸の思いで明日アルバニアに向かいます。
受け取れることがはっきりしたら、ギリシャに戻ってくる作戦です。
でないと、あと7日ぶんしか滞在期間がないので。
面倒臭いけど、しょうがないばい。

いつまで経っても日本から送ったブレーキ部品が届きません。
5日後に滞在期間が切れるので、とりあえずギリシャを出ることにしました。
撤退です。
でもブレーキがアレなもんですからあんまり遠くまで走れなくて、今日のところは136km離れた小さな港町まで。
フェリーを降りたところで、念の為にネットで荷物の追跡調査したらあんた、アテネの税関を出たって。えっ、ってことは今朝までいた町パロスに着いちゃったりするの。
えー!
なんで、町を出たばかりだというのに。
なんてーこったい。
っていうか、意地悪しないでください。
明日は金曜日なんだけど、パトラに着いちゃいますかね?
それはどこですかね?
何時まで窓口は開いてるんですか?
どうしよう?
戻るにしても、ブレーキが不安です。
ちょっと踏んだだけで、絶叫を上げてますから。
一応、止まるんだけどね。

全くもって面倒臭いのですが、昨日までいた町まで、郵便物を取りに行きます。
といっても、Yukoがひとりで。
バスに乗って片道3時間かけて。
もちろんボクも行きたいのですが、あいにく左半身が不随になってまして。
坐骨神経痛が左側に展開してて、お尻から膝裏にかけて痛いの痛くないのってくらい痛いのです。トイレに行くだけで、辛くて泣いてるんです。
ごめんね、Yuko、ひとりで行かせて。
気をつけてね。
ボクは仕事をしてるから許して!
とか言いながら、痛くて立ってられないので横になったら眠くて眠くて。
……。
……。
……。
夜の9時半、Yukoが戻ってきました。
ブレーキ部品を背中にしょって。
重くて眩暈がしそうだとヨタヨタしながら。
でかした、Yuko!
明日、修理工場を探そう!
と思ったけど、土曜日だから休みかも。

雨。
けど大丈夫、昨日ブレーキを直したから。
ほとんど車の通ることのない寂しい街道を90kmぐらい走って、ギリシャからアルバニアへ入ります。
国境ゲートの窓口にパスポートと車の書類を出して、精一杯善良そうな顔をして、微笑みを絶やさず、決して怪しいものではございません、白い粉とか武器とか絶滅危惧種の動植物とか、そういう不埒なものは持っていません。仮にあったとしてもそれは間違いですと、腰を低くして書類を返されるのを待ちます。特別、別室に呼ばれることはなく、意味不明の請求をされることもなく、すべての荷物を車から出しなさいと命令されることもなく、服を脱がされることもなく、するりとアルバニアへ。
アルバニアの国境はパスポートにスタンプも押さないくらい雑だから。
車の保険に入りました。
2週間で、49ユーロ(7983円)。
アルバニアは物価が安いってんで移住候補地ナンバーワンなんですが、保険料が高いのが玉にシワ、です。
仕事が忙しいので、Booking.comで予約したマンションに泊まりました。
駐車場有りということだったけど、どう見ても普通に路駐でした。
しかも目を離すとすぐに場所を取られそうな競争の激しい路駐。
勘弁してほしいなあ、この手の嘘。
おしまい。読んでくれてありがとう。
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