ブランコする白い人。
モスタルの旧市街を観光します。
ボスニア・ヘルツェゴビナで5番目に大きい街なんですが、と言っても人口12万人くらいだから、函館を半分にしたより、ちょっと少ない感じ。
ひりひりと歴史を感じる町でして↓
ボスニア紛争が激しかったのです。
地対空ミサイルだか、ジャベリンだか、ロケットランチャーだか知りませんが、命中した跡。
儲かるのはペンキ屋さんだけ。
ブランコする白い亡霊↓
一番の観光地は、紛争時に壊されてその後作り直した橋です。
なんで壊したかというと、
ネレトヴァ川の左側はキリスト教、右側はイスラム教なもので。
ボクのフィールドワークによると、キリスト教なのにミナレットがあるのは、イスラム教が近くにあるときだけではないかと。
「神父さま、塔があると目立つでございます」
「みんな、塔に向かって歩いてます」
そいつは負けてはおられん。うちも高い塔を作れ!と、ついつい対抗意識を燃やしてミナレットを建てたんじゃないですかね?
上流には、昨日散歩した修道院があります。
修道僧の煩悩を集めて早しネレトヴァ川