味付けなし、ソースなし、塩のみ。

朝、Googleミーティングしまして。

北海道と。

ボスニア・ヘルツェゴビナで。

あれですね、画面を共有したとき、アプリケーションのポップアップウィンドウの選択肢が表示されないんですね。

ハサミがないと絶対にきれないトイレットペーパーくらい、不便です。

いや違うか、トイレットペーパーだと思ったらガムテープだった!くらいの話かな?

あと、Wordって、WindowsとMac、バージョンによってデザインが違って、かなり迷惑です。

せっかく札幌と話してるのに、通じないじゃない。

そろそろボスニア・ヘルツェゴビナを出ようかと思ってまして、お別れの挨拶に近所の丸焼き食堂へ。

晩飯は、ラム1kgです。

日本のみなさんは知らないだろうけど、味付けなし、ソースなし、塩のみのラム肉に勝るものはあるまい、です。

徳川さんちのお梶みたいなこと言ってますけど。

  • 民泊:"I's Apartment" 186€ /7n +WiFi +Parking
  • 朝→  自炊:パン、卵焼き、ブルーチーズ、オリーブ、ピクルス
  • 昼→  自炊:スパゲティ・ナポリタン
  • 夜→  外食:ラム肉1kgとサラダ、ワイン、水(58兌換マルク/4171円)

明日から、移動します。

明日、ここを出ることにしました。

車、動くんだろうか?

ちょっと心配になってエンジンをかけてみたところ…………、

…………、

かかりました。

多少、ぐずってた気がしなくもないのですが、ボスニア・ヘルツェゴビナの冬を乗り切ったようです。

では、いよいよロシアに入ってシベリアを突っ切って、日本を目指しましょう!

…………と思わなくもないのですが、ニュースによると、ロシア各地で武装犯罪が増加してるそうです。

戦争してるんで、武器を買いやすくなったみたい。

やっぱ、しばらくは様子見します。

午後、町一番のナウいカフェでSNSなひととき。

桜が咲くより、木蓮が咲くより、生暖かい風が吹くより、ウグイスがナニを言おうと叫ぼうと、娘さんたちがコートを脱いだら、春。

もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対、と思ってたわけですから、胸がときめくわけです。

ってYukoに言っても詮ない話やで。

  • 民泊:"I's Apartment" 186€ /7n +WiFi +Parking
  • 朝→  自炊:パン、卵焼き、チーズ、オリーブ、ハム
  • 夜→  自炊:茹でたソーセージ、昨夜の残りのラム、ワカメのスープ、シーチキンのサラダ

なんだろ、この空間?

今日から、移動するつもりだったのです。

でも、家のオーナーが急に、あと2日いてもいいよって言うものだから、ええーっ、今頃そんなこと言われても〜。もっと早く言ってよ〜。

ということになりまして、作戦変更です。

今日は5kmほど歩いてホテルに泊まる、一泊二日の散歩旅行にしました。

明日、帰ってきます。

ということでちんたらと歩いたら、バニャルカにはアートな団地があるんですね↓

がんばったで賞を差し上げたい。

今日泊まるホテルは、下の写真の中洲の左横あたりです。

ウェルカムドリンクならぬ、フルーツの盛り合わせをいただきまして、ごっつぁんです(Top写真)。

晩飯は、ホテルのレストランで贅沢を。

250gのRumpステーキとか(33兌換マルク/2398円)、大きなマスとか。

マリアッチみたいなトリオの演奏を聴きながら(食事のときは音楽いらないんだけど。特に生伴奏は)。

美味しい食事をして、久しぶりに湯船に浸かって幸せなんですが、気になることがありまして。

なんだろ、この空間↓

  • 民泊:STARA ADA(一泊68兌換マルク/4941円/朝食付き)
  • 朝→  自炊:パン、卵焼き、オリーブ、ブルーチーズ、ハム、ピクルス
  • 昼→  外食:パン
  • 夜→  外食:ホテルのレストランで、ステーキ、Yukoは焼き魚

角が立たないよう笑顔で異議を申し立て。

朝風呂。

ホテルの豪華な朝食。

出る時に会計したら、宿泊代が2兌換マルク(140円)ほど高い。

あわてるな、落ち着け、深呼吸。

こういうときのために、あらかじめ予約時の値段の画面ショットを撮っていたので、角が立たないよう笑顔で異議を申し立て。

このスクリーンショットが目に入らぬか!

決して謝ることのない連中の言い訳を聞いてる風を装いながらスルーして、争うことなく問題解決です。

この、争わないということが大切です。

トルコで揉めたときは、警察を呼んだりして、留置所覚悟というか、人生がかかった闘いになったもので。

これで、一泊二日の散歩旅行はおしまい。

帰路。

5kmほどうろうろしながら、

途中ハンバガーを食べたり、お茶を飲んだり。

木蓮は茶色くなってきて、汚らしい。

快晴。

では、明日、旅立ちます。

お酌してくれるわけでもないし。

移動します。

っていうか、旅行します。

久しぶりの運転でいささか緊張しているというのに、警察に止められてライトをつけろと言われたり、山坂をぐねぐね上がったり下がったり、速い車にあおられたり。

170kmほど走ったあたりで、疲れ果てました。

どうせ急いでも日本に帰れるわけでもないし、1日の走行距離は150kmぐらいがちょうどいいです。

サラエボの30km手前、名もしれぬ田舎町のキャンプ場でお世話になります。

恰幅のいいお母さんがオーナーです。

服からはみ出したお肉を拝見しながら想像するに、去年離婚して、その慰謝料で田舎に家を買って、少しでも現金を稼ごうと庭でキャンプ場を始めた。

そんなストーリーが漂う家庭的なキャンプ場です。

キッチンはまだできてなくて使えず、トイレシャワーはひとつだけ。

ほかにキャンパーはいないから、便器ひとつで十分です。

ビール飲む?

ってお母さんが微笑むから、もちろん!って答えたけど、実際のところ、寒くてビールどころじゃないけど。

ところで、これ、ウェルカムドリンクなんだろうか?

有料なんだろうか?

飲んでしまってから、悩みます。

Wi-Fiのルーターが外にあって、雨避けにペットボトルを被せてるのが、DIY的に微笑しい。

お母さん、これ、雨を防げないと思いますよ。

それより、大きな犬のう○こ、なんとかしてよ。

アザーンが鳴り響く夜。

南に下るにつれ、イスラム色が濃くなってきたかも。

旧ユーゴスラビアって、そういうもんですか?

  • キャンプ場:"Autocamp iCamp" 40BAM /pn2p +WiFi +E
  • 朝→  自炊:パン、オリーブ、ブルーチーズ、ハム、ピクルス
  • 昼→  外食:ハンバーガー
  • 夜→  自炊:アイバルのスパゲティ

おしまい。読んでくれてありがとう。

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