“やたら旨い”は“なまら旨い”
昨夜のYukoの激しい眩暈「地球がまわる」は、朝には落ち着きました。
Googleに相談したところ、歳? 更年期? ストレス? 睡眠不足?
もしかしたらエリエール?
って、それはティッシュー。
メニエール病かも。
大事をとって、出発は延期します。
気温3度で寒いし。
エリエールとは関係ないけど、これ↓を作りたいなと思ってまして。
“やたら旨い”って“なまら旨い”ってことですよね?
昨夜のYukoの激しい眩暈「地球がまわる」は、朝には落ち着きました。
Googleに相談したところ、歳? 更年期? ストレス? 睡眠不足?
もしかしたらエリエール?
って、それはティッシュー。
メニエール病かも。
大事をとって、出発は延期します。
気温3度で寒いし。
エリエールとは関係ないけど、これ↓を作りたいなと思ってまして。
“やたら旨い”って“なまら旨い”ってことですよね?
移動します。
今日のドライブコースは、基本的に人の住んでいないような山坂。
交通量も少なくて、のんびり運転できます。
昼飯は、名もなき集落で。
どんくらいの集落かと言うと、昼飯にパンケーキを頼んだらこんな感じ↓
ちょっと違う。
パンケーキに見えないし、歯応えも味も違います。
ボスニア・ヘルツェゴビナってそういうところがあって、ハンバーガーですら、マクドナルドに叱られるような似て非なるモノを出してきます。
そういうところ、ボスニア・ヘルツェゴビナ観光の醍醐味です。
今日の国境越えは、ヨーロッパで一番評判の悪いんですが、
賄賂を要求するのは、混んでる夏だけだったみたい。
いまはシーズンオフなので、賄賂どころか道路税とかなんとかいう3ユーロも請求されなかったし。
せっかく、闘う気満々でいたのに。
残念です。
ということで、するーっとつつがなくモンテネグロへ入国。
アドリア海に黙礼して、
コトル方面へ。
今晩のキャンプ場は、海まで10歩。
水風呂好きにはたまらないロケーションです。
レセプションに人がいないので、泊まっちゃいますよー、いいですかー、集金してくれないとキセルしちゃいますよーと心のなかで声をかけながら、勝手に寝ます。
Wi-Fiのパスワードがわからないので、近所のタバコ屋さんでSIMカードを購入し、どう頑張ってもアクチベートできなくて、その辺のスマホ屋さんに相談したけど、あんまり真剣に取り扱ってくれなかったけど、なんとかしました。
そういうところ、さすが、Yukoです。
尊敬します。
SIMカードは、500MBで15日間しか使えなくて、10ユーロ。
高いなあ。
出発するつもりだったんだけど、なんとなくめんどくさくなって、延泊。
お隣のキャンパー、ドイツ人のRalfに、
「ロシアの戦争が終わるまでシベリアを走りにくいから、日本に帰れないんです」
「ヨーロッパに行きたいけど、物価が高くて〜」
って言ったら、
「戦争が終わるまで、うちの庭でキャンプしてればいいさ」って。
庭が広いって。インターネット使い放題だって。
養子になりたいくらい、ダンケシェーンです。
夜、人気のレストランへ。
サーモンを頼んだら、とてもサーモンに見えない。
薄いベージュ色だし、味は鯖から風味を抜いて魚臭くしただけ。
アドリア海のサーモンって、こんなんなの?
旧ユーゴスラビアってソ連の文化を引きずっているからか、いろんなものが少しずつ西と違います。
昨日の日記に書いたけど、パンケーキとかハンバーガーとか、コーヒーもトルコ風の煮出し式だし。
鮭もどきを食べたからか、夜中、Yukoに再び眩暈が。
「地球がぐるぐるまわる」って。
困ったな、地球は前からまわってるんだけど……
昨夜から、Yukoの眩暈が続いてまして。
「地球がまわる」って言うくらいの回転力だから、そうとう気持ちが悪いみたい。
朝から晩まで軽自動車のなかで寝てるんだけど、そんなところで寝てても治らんだろうって思わなくもないです。
でも原因不明だから、何科に行ったらいいのかわからんし。
第一、土曜日で病院は休みだろうし。
そんなことを考えながら、猫を追いかけたり、
海を眺めています。
ときどき、ドイツ人のおじいさんに軽自動車の自慢をしたりして。
Yukoの眩暈『地球がまわる』がおさまったので、海に沿って47kmだけ移動しました。
今日のキャンプ場は、ピンクの建物の手前、大きな木の下です↓
眩暈が止まったというわりに、元気そうには見えないYukoさん↓
なんか知らんけど、後悔してる……ようにしか見えない。
さあさあ元気出してって、海沿いを散歩していたら、さあ泳げ!とばかりにハシゴが↓
こんなハシゴを見たくらいで泳ぐ人がいますかいな、札幌とほぼ同じくらいの気温なんですよ、って思ったら、いるんです、泳ぐ人。
西洋人は日本人より体温が1度くらい高いから平気とか聞くけど、1度じゃ足りないでしょう?
そういえば、日本人男性とすれ違って、あ、日本人ですか、どうも、旅行してるんですか、え、違う、こっちの支社の駐在さんですか、そうですか、ボクらは旅行です、しばらくこの辺にいます、暇だったら食事でもしませんか?って誘ったら、あ、いえ、そういうのはちょっと、と断られました。
怪しい人だと思われたのか、絶対に友達になれない嫌なタイプだと悟られたのか。
陽が傾いてきたので、
寒くなるまえに、さっさと晩飯にします。
とはいっても、今晩は粉末スープとパンだけだけど。
元気出してよ、Yukoさん↓
陽が山の向こうに隠れると、すね毛が硬くなるくらい寒くなりまして、車のなかに逃げます。
でも、車内は外と変わらなくて。
運転席側の割れた窓ガラスはプラスティックの板をガムテープで留めているだけだし、助手席の窓から電気コードを引き込んでいるので、2cmくらい開いているし。
起きていたら凍え死にそうなので、Netflixを観てさっさと寝ます。
トイレに行くと、狭い小屋に閉じ込められた犬が狂ったように叫んで気の毒だけど、逃すと襲ってきそうな絶叫、咆哮、怒声。
おしまい。読んでくれてありがとう。
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