だんだんわかってきました。
ボスニア・ヘルツェゴビナとは、ボスニア地方とヘルツェゴビナ地方という意味なんです。
普段、ボスニア・ヘルツェゴビナと気軽に呼んでいますが、その半分はスルプスカ共和国でした。
スルプスカ共和国とは、ユーゴスラビアからボスニア・ヘルツェゴビナが独立したとき、独立に反対してボスニア・ヘルツェゴビナから独立した国です。
独立のマトリョーシカです。
どっか間違ってるかもしれませんが、概ねそんな感じではないかと。
というわけで、よくメールにボスニア・ヘルツェゴビナにいます!って書いてますが、本当はスルプスカ共和国の首都イストチノ・サラエヴォにいて、買い物に出歩くとボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォだったりします。
散歩中、目には見えぬども国境がありまして、ラテン文字とキリル文字が並んでいたらスルプスカ共和国です↓
旧市街を観光してきます。
始発から終点までバスに乗ると、日本大使館。
本来ならご挨拶に伺わねばならぬところではありますが、あんた誰?なんの用?って言われると思うので辞退します。
すぐ近くに、サラエヴォ事件の現場、ラテン橋があります。
思えば、2009年にも来たことがありまして、この橋。
スクーターで。
キャンプ道具を山ほど積んで。
ふたり乗りで。
その話は講演会かなんかで話すとして、この橋でセルビア人の青年がオーストリア皇太子夫妻を暗殺したために、第一次世界大戦が始まった。ということを今日もまた、おお、と改めて感動するというかなんというか、琴線をチューニングしました。
平和の火です。
決して消してはならぬ、とか言いながらときどき消えているという噂なんですが、近寄るとけっこう暖かい。
地球温暖化見つけたり!とか言い出す人がいそうな、暖房力でした。
この猫、絶対にスマホを見てくれないという、観光地にいるという自覚のない猫。
カフェでチーズケーキを頼んだら、すでに誰かが味見したみたいで、欠けてました↓
Twitterで文句言うぞ!
って思うけど、びっくりするぐらい拡散力のないフォロワー数なので、勘弁してやります。
最後に付け加えることがあるとすれば、晩飯に食べたチキンバーガーはしょっぱすぎ。
こめかみと前頭葉が凝るぐらい塩ってました。