


今日の幸せは、ほうれん草。
新築アパートメントの朝。
広いベッドなんかに寝ていると、もう狭っ苦しい軽自動車になんか戻れないかも。
ところで、ラマダン(イスラム教の断食月間)が始まったんだろうか?
旧市街のエキゾチックな街並みを観光したいけど、ラマダンだとお店が開いてなかったりするから、今日のことろは散歩は近所で我慢しときます。
地図を見ると、見慣れない点線が横切ってまして。
ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボのなかには、セルビア人系のスルプスカ共和国があるので国境です↓

同じ国だと思ってるのに国境があって、それを跨いだはずなんだけどぜんぜん気づかなくて、得してるような損してるような。
国境ができた原因はたぶん、この弾痕ですね↓

久しぶりにマクドナルドのチップスを食べたいのに、臨時休業。ラマダンだから?

商店街の小さな八百屋に、ほうれん草を発見しました。
地味に嬉しいです。
今晩、おひたしにします。
パプリカは、真っ赤や真緑より、薄緑色の方がだんぜん安いです。

色が薄いと、味も栄養も幸も薄い気がします。
パン屋に行列。ラマダンだからです。

マスクなんか、いらないよ。
キャンプ場のおばさんが、コーヒーをくれまして。
揚げ物のおやつも↓

そんなに親切にしていただいたら、ボクらもナニかを差し上げたくなるじゃないですか。
そこで、お礼にマスクをたくさん手渡しました。
いまや、使い道がないもんで。
おじさん、手を顔の前で振って
「マスクなんか、いらないよ」
って言ってた気がしますが(間違いなく言ってました。聞きました!)、
「そこはまあ、新品ですから、なんぞお役に立ちますから」
「風邪でもひいたときに」
「Made in Japanですから」
と根気よく説き伏せて、プレゼントしました。
お昼頃、マスクをしながら庭をうろついてたおじさんです。
Airbnbに引っ越します。
4月にならないと、多くのキャンプ場が開かないので。
サラエボは散歩しやすいし、陽気もいいし。
1週間ほどまったりします。
空港の近くの新築のアパートメントの1LDKへ。
ウエルカムドリンクは、ビール。
キッチンの棚に、レーズンとかミックスナッツとかハチミツとかホールトマトとかいろいろ出てきました。
これ、食べていいんですよね?
ボスニア・ヘルツェゴビナの宿泊施設は、ウェルカムなにがしがあって、気前がいいです。

ボスニア・ヘルツェゴビナのキャンプ場は普通の家のお庭が多い。
今夜は、ボスニア・ヘルツェゴビナの家庭的キャンプ場、第三弾をお送りします。
どういうわけか、ボスニア・ヘルツェゴビナのキャンプ場は普通の家のお庭が多いもんで。
町外れの住宅街の坂道をあがります。
これが道路交通法違反じゃないかってくらい急な坂道でして、ローギア全開で泣き叫ばないと上れない軽自動車泣かせ↓

雨が降っていたら、間違いなく滑り落ちてたです。
で、普通の家のお庭的キャンプ場はこちらです↓

柳の木の下。
キッチンは建築予定中ということで、いまは薄暗い倉庫みたいなところにガス台があるだけ。
ガスコンロにジャンパーがかけてあるのが、ちょっとした謎。
火の横に薪を積み上げるのも、謎↓

裏庭に、バンガローとプールがあります。
サラエボを見下ろす絶景。

オーナー一家が気のいい人たちで、ウェルカムドリンクにコーヒーをいただきました。
おやじさん↓

果敢にGoogle翻訳でおしゃべりしてきまして、
「日本に持ってけ!」
って、手土産にブラックベリーの鉢植えをいただきました。

荷物になるからいらないっす、とは言えなくて。LEONのジャン・レノみたいな旅になりそうです。
夕方、お父さんと近所の畑を突っ切って散歩。
よくわからん空き地を横切ったりして、

小山の頂上に出ました。
下の写真の真ん中に伸びるシャンゼリゼみたいな通りが国境で、

右側は、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ。
で、よく聞いてくださいね。対する左はボスニア・ヘルツェゴビナの構成体のひとつであるスルプスカ共和国の首都イストチノ・サラエヴォ(東サラエヴォ)です。
なんだかよくわからないですよね。
ボスニア・ヘルツェゴビナがユーゴスラビアから独立したら、セルビア人勢力が勝手に首都サラエボにスルプスカ共和国なる国を建設。ユーゴスラビア人民軍と一緒に包囲して、近代戦争史上、最も長い期間包囲された首都になったわけです↓

といったことを、おやじさん、目で語ってました。
Google翻訳を使わずに。

ナニ食ってんの?ってくらい大きい。
朝っぱらから、仕事です。
車のなかは、寒くて、狭くて、暗いけど。
頑張れ、日本人初、海外リモートワーク軽自動車キャンパー(自分調べ)。
外のテーブルにメモがありまして。
「仕事に行くので、夜の7時まで帰らない」って、キャンプ場のお母さんから。
お昼には出発したいんだけど、どうやってお金を払えばいいのか。
昨日のビールはウェルカムドリンクなのか、有料なのか?
今夜は、ボスニア・ヘルツェゴビナの家庭的なキャンプ場、第二弾です。
首都サラエボ市の郊外にある普通の家の庭です。
大きな黒犬が2匹も放し飼いになってて、怖いし臭いし落ち着かない。
う○こがあっちこっちに落ちていて、みずみずしい新鮮なのとか、化石化した白いのとか。ナニ食ってんの?ってくらい、大きくてたのもしい。
転んだら、わや、です。
小規模な家庭的なキャンプ場なんだけど、激しく夫婦仲が悪いんじゃないかって空気に包まれてまして。親戚の家に行ったら仮面夫婦だった、くらいの居心地の悪さです。
お隣のワーゲンは、イギリス人のおばさん。

外のトイレ・シャワーが壊れているので、小便するたびに
「すみませーん、おしっこですー」って顔してオーナー一家のリビングルームに入っていくのが、地味に辛い。
頻尿なもんで。
おかあさん、むちゃくちゃ無愛想で。